レアル指揮官、スーペル・コパ制覇ならずも「選手とクラブに感謝」

敗戦にも前向きな気持ちを語ったアンチェロッティ監督　［写真］＝VI-Images via Getty Images

　スーペル・コパ（スペイン・スーパーカップ）のセカンドレグが22日に開催され、昨シーズンのリーガ・エスパニョーラ王者のアトレティコ・マドリードとコパ・デル・レイ覇者のレアル・マドリードが対戦。レアルをホームに迎えたアトレティコが1－0で勝利を収め、2戦合計を2－1とし、29年ぶり2度目のスーペル・コパ制覇を達成した。

　レアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は試合終了後に会見に出席。同監督のコメントをスペイン紙『マルカ』が23日に伝えている。

　アンチェロッティ監督は1点差での悔しい敗戦にも「この試合は昨シーズンの一部だと考えることができる。昨シーズンの我々は3つものタイトルを勝ち取っているんだ」とコメント。同カードで行われた、昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝戦を引き合いに出し、前向きな気持ちを示している。

「今日の試合は負けてしまったが、リスボンで負けていたよりもマシだね。私は個人的に、選手たちとこのクラブに感謝の意を示したいくらいなんだ。我々は偉大なことを成し遂げているんだから」

　スーペル・コパのタイトルをアトレティコに譲ることとなったレアルは、25日にFWハーフナー・マイクが所属するコルドバとのリーガ開幕戦を迎える。