2004年から2007年までバルセロナでプレーしていた元フランス代表FWのリュドヴィク・ジュリ氏が、同クラブに加入した元フランス代表DFジェレミー・マテューの能力に太鼓判を押している。スペイン 紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
30歳のマテューに対し、バルセロナはバレンシアに2000万ユーロ(約27億円)の移籍金を支払って獲得。やや高額な移籍金に懐疑的な目も向けられているが、ジュリ氏は同紙の取材に次のように話した。
「マテューは良い選手だよ。フランスやスペインで彼と対戦している。彼は強い選手で守備面でバルセロナを助けるだろう。エリック・アビダルのような貢献をバルセロナで果たしてくれるはずだ」
「マテューはアビダルよりもタフさがあるね。彼の移籍金は確かに少し高かった。ただ、それはクラブ間のことで、選手はプレーに集中しなければならない。移籍金とは無関係のことだよ」
ジュリは地元リヨンの下部組織出身で、1994年にトップデビュー。モナコを経て2004年にバルセロナに加入し3シーズン過ごした。その後はローマ、パリSGを経て2011年、7年ぶりに古巣モナコに復帰。2012年にロリアンへ移籍し、シーズンが終了した2013年5月に引退している。
(記事/超ワールドサッカー)