J・ロドリゲス、レアル加入を喜ぶ「ジダンをずっと尊敬していた」

ハメス・ロドリゲス

レアル加入の喜びを語ったハメス・ロドリゲス [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードは22日、モナコから獲得したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの入団発表を行った。クラブの公式HPが伝えている。

 メディカルチェックを終えたJ・ロドリゲスは、サンチャゴ・ベルナベウのパルコ(VIP席)でフロレンティーノ・ペレス会長とともに登壇。新背番号は、コロンビア代表でも着用している「10」に決定した。

 入団発表に臨んだJ・ロドリゲスは、レアル・マドリードでのアイドルを聞かれると、「(ジネディーヌ)ジダンはずっと尊敬していた人」と、コメント。「ジダン、ロナウド、ロベルト・カルロスがいた時からの記憶がある。当時、僕は10歳か11歳で、ずっとレアル・マドリードに注目していた。ずっと動向を追っていたチームで、ここにいることを夢見てきた。戦い続けて、苦しんだんだ。苦労すると、その後に達成感があるというものだ。僕は今、とにかくここにいることが幸せで、ここで自分の居場所を作るためにしっかり練習する」と、入団の喜びを語った。

 そして、「どこでプレーするとしても、僕は快適にやれる。中央でも右でも左でもプレーできるけど、最後の決断を下すのは(カルロ)アンチェロッティ(監督)だ。これまで使っていた番号(10番)を手にして、ここにいることで僕は幸せ。でも、もし必要なら、(背番号は)100番でもいい。願わくば高いレベルにたどり着いて、タイトルを勝ち取ることができるようにしたい」と、新天地でのプレーを見据えた。

 2006年に母国コロンビアのエンヴィガドでデビューしたJ・ロドリゲスは、アルゼンチンのバンフィールドを経て、2010年7月にポルトへ移籍。3シーズン過ごした後に、2013-2014シーズンからモナコに加入しており、34試合に出場し9ゴールを挙げている。ブラジル・ワールドカップでは、6ゴールを挙げて大会の得点王に輝いており、コロンビア代表のベスト8進出に大きく貢献した。

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