プジョルがバルサに別れ「子供だった僕が、家族を手にして去る」

プジョル

プジョルがバルセロナ退団について語った [写真]=FC Barcelona via Getty Images

 バルセロナの元スペイン代表DFカルラス・プジョルが、カンプ・ノウ(バルセロナの本拠地)に隣接している講堂「Auditorio 1899」でのイベントに臨み、クラブに別れを告げた。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 プジョルは、ひざの負傷が退団表明の要因であると明かし、「僕はあらゆる方法を試した。解決策を見つけることはできなかったが、決して諦めてはいない。まだ、続けていくつもりだ。ただ、プレーすることへのプレッシャーがない状態で、続けていく」と、話した。

 そして、「このようなキャリアを手にできるとは信じていなかった。多くの子供たちが持っている夢の中を、僕は生きたんだ。最も好きだったことをできた。練習をして、サッカーをプレーすること。それができたんだ。多くのタイトルも獲得したが、最も大切なのは、このクラブで得た人間的な部分だ。子供だった僕が、誇り高い家族を手にして去っていくんだ」と、バルセロナでのキャリアを振り返り、「最高のメンバーとプレーできた」と、語った。

 最後に、サポーターへ向けて、「無条件に僕を応援してくれてありがとう。いつも僕のそばにいてくれて、僕はとても恵まれていた」と、感謝の意を述べ、「1つの時代が終わって、新たな時代がくるだろう。この時代のように楽しめることを願っている。本当にありがとう。バルサ万歳!」と、締めくくった。

 36歳のプジョルは、1995年にバルセロナの下部組織に入団。1999年にトップチームに昇格し、2004年からは主将を務めた。バルセロナ一筋でプレーし、6度のリーグ制覇、3度のチャンピオンズリーグ制覇など、輝かしい成績を収めてきた。

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