アトレティコのF・ルイスとミランダ、母国W杯での代表入りならず

アトレティコ・マドリードのDFフィリペ・ルイス(右)[写真]=Getty Images

 アトレティコ・マドリードのDFフィリペ・ルイスとDFミランダが、この夏母国で開催されるブラジル・ワールドカップに臨むブラジル代表入りを逃した。

 フィリペ・ルイスは昨年6月に開催されたコンフェデレーションズカップを最後に、ミランダは昨年2月に行われたイングランド代表との国際親善試合を最後に、それぞれブラジル代表から遠ざかってきた。しかし、リーガ・エスパニョーラで首位を走り、チャンピオンズリーグで決勝に進出するなど、今シーズン絶好調のアトレティコ・マドリードの最大の武器である守備陣で不動のレギュラーを務める2選手とあり、代表復帰を推す声も多く上がっていた。

 だが現地7日、W杯に向けた23名のリストを発表したルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、最近の招集歴に添う形で殆どのメンバーを選出。フィリペ・ルイスもミランダも、母国開催でのW杯で勇姿を見せるという夢は叶わなかった。

 一方、リーガ・エスパニョーラからは、バルセロナのFWネイマールおよびDFダニエウ・アウヴェス、レアル・マドリードのDFマルセロの3選手が順当にメンバー入りした。

 なお、左サイドバックではマルセロのバックアップとしてパリSGのDFマクスウェルがこれまで通り選出され、センターバックではナポリのDFエンリケが今回唯一とも言えるサプライズ招集を受けるなど、バルセロナに縁のある2選手がフィリペ・ルイスとミランダを抑えてメンバー入りを果たしている。

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