レアルがビルバオとドロー、2位浮上逃す…C・ロナウドが退場

クリスティアーノ・ロナウド

レアルはC・ロナウド(左)が74分にレッドカードで退場 [写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第22節が2日に行われ、アスレティック・ビルバオとレアル・マドリードが対戦した。

 リーグ戦21試合を終えて勝ち点53で3位のレアル・マドリード。首位バルセロナ、2位アトレティコ・マドリードとの勝ち点差は1で、バルセロナが今節、1日のバレンシア戦で2-3で敗れたため、レアル・マドリードは勝てば2位に浮上する。敵地での一戦で、シャビ・アロンソやクリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマらが先発メンバーに名を連ねた。

 前半は互いにチャンスを作り出したものの、得点は生まれずにスコアレスで終了。均衡が破れたのは後半に入ってからだった。46分にルカ・モドリッチがミドルシュート、54分にはベンゼマがペナルティーエリア内で強烈な左足シュートを放ち、相手ゴールを脅かしていたレアル・マドリード。待望の先制点は65分に生まれた。ベンゼマからのスルーパスに反応したクリスティアーノ・ロナウドが左サイドからグラウンダーのクロスボールを供給すると、中央に走り込んだヘセ・ロドリゲスが右足を伸ばしてスライディングシュートを決めた。

 1点をリードしたレアル・マドリードだが、73分に同点ゴールを献上する。右サイドからのアスレティック・ビルバオのFKを一度は跳ね返したものの、こぼれ球をイバイ・ゴメスにハーフボレーでゴール左隅に突き刺された。

 1-1となった直後の74分には、相手選手のハンドとPKを主張したクリスティアーノ・ロナウドが、アスレティック・ビルバオのカルロス・グルペギと小競り合いとなり、手を相手の顔面に当てたことで一発退場に。レアル・マドリードは数的不利に陥った。

 試合は1-1のまま終了。レアル・マドリードは勝てば2位に浮上する試合だったが、勝ち点1を得るにとどまった。レアル・マドリードは勝ち点を54に伸ばし、2位バルセロナと並んで3位となっている。

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