ソシエダ戦でプレー拒否を選択のラシン…指揮官「早く問題解決を」

ラシン・サンタンデール

プレーを拒否し、ピッチを後にするラシンの選手たち [写真]=Getty Images

 給与未払いに対する抗議として、セグンダB(3部)に所属するラシン・サンタンデールの選手たちが試合でのプレーを拒否した騒動に関し、同クラブを率いるパコ・フェルナンデス監督がコメントを残した。スペイン紙『AS』が伝えている。

 給与未払いの状態が続いていたラシン・サンタンデールの選手たちは、アンヘル・ラビン会長やクラブ幹部の辞任を要求。この主張が受け入れられなかったため、30日に行われたレアル・ソシエダとのコパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグで、選手たちはプレーを拒否。両者の対戦は没収試合となった。

 フェルナンデス監督は「我々が戦う予定だった一戦は、最も重要な試合だったと言えるだろう。だが、我々の尊厳を優先した。支えてくれた全ての人に感謝したい。簡単な決定ではなかった」と説明。また「リーグ戦を戦い、そして昇格することが我々の目標だが、そのような状況ではない。早く問題が解決することを望んでいる」と状況改善をクラブに訴えていた。

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