レバンテ指揮官、好セーブ連発の守護神を称賛「チームの根幹を成す」

K・ナバス

レバンテの守護神、ケイラー・ナバス [写真]=Getty Images

 25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第21節、レバンテはアウェーでセビージャに3‐2で逆転勝利を収め、順位を11位から8位に上げた。

 この日、殆どの時間帯でセビージャに主導権を握られたレバンテだったが、先制点を奪われた直後の30分にFWダビド・バラルのPKで試合を振り出しに戻すと、勝ち越し点を許した直後の71分にDFルーカス・ヴィントラが同点弾、76分にMFシモン・マテが逆転弾をいずれもMFアンドレアス・イヴァンシッツのCKから決め、アウェーでの価値ある白星を手にした。

 試合後の記者会見に臨んだホアキン・カパロス監督はまず、勝因の1つとして効率的なセットプレーを挙げた。

「幸運に恵まれた試合だった。これは正直な感想だ。偉大なチームであるセビージャに一方的に押し込まれながらも、CKを最大限に生かすことができた。我々の得意とするセットプレーを有効に使えれば、相手にダメージを与えられると思っていたが、本当に上手くいったね」

 カパロス監督はまた、もう1つの勝因としてコスタリカ代表GKケイラー・ナバスの驚異的なパフォーマンスを挙げると共に、首位バルセロナとドローを演じた前節に続き好セーブを連発した守護神を手放しで褒め称えた。

「ケイラーはレバンテの根幹を成す存在だ。チームで最高の選手と言っても過言ではない。今日もセンセーショナルな活躍を見せてくれた」

 一方で、セビージャのファンを公言しているカパロス監督は、愛する出身地のクラブに対しては現在の7位からの上昇に期待を寄せている。

「セビージャはトップレベルのチームだと思っている。決定力のある前線、突破力のあるサイドなど、素晴らしい戦力を有している。それゆえ、最終的にはしかるべき位置でシーズンを終えることだろう」

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