
レアル・マドリードのウェールズ代表MFギャレス・ベイルは15日、イギリスおよびアイルランドの専門チャンネル『BT Sport』とのインタビューで、自身の現況などについてコメントした。
ベイルはまず、レアル・マドリードに加入してからの3カ月半を振り返り、トッテナム時代のチームメートであるクロアチア代表MFルカ・モドリッチからのサポートに感謝の意を示した。
「レアル・マドリードはこれまで自分が慣れ親しんできた環境とは少し異なるね。それだけに、トッテナムで一緒にプレーしていたモドリッチがチームにいてくれるのは大きいね。彼は日々の練習で、細かい事にまで気を配って僕をサポートしてくれている」
また、カルロ・アンチェロッティ監督のアシスタント・コーチを務めているジネディーヌ・ジダン氏について質問されたベイルは、いまだに現役時代を彷彿させる瞬間があることを説明した。
「ジダンは天才だ。練習の中で複数のセッションを担当してくれているが、今も特別な何かを耀かせている」
ベイルはまた、ウェールズ代表の先輩であるマンチェスター・UのMFライアン・ギグスへの尊敬の念を表す一方で、古巣トッテナムの宿敵であるアーセナルからの影響も告白している。
「11番は僕のお気に入りの数字だ。僕はギグスを常に目標とすべきお手本としてきたからね。子供の頃は誰しも、ギグスやジダンといった偉大な選手に憧れるものだ。また、ベルカンプ、オーフェルマルス、ピレスらがいた頃のアーセナルの試合はよく見ていたよ。とはいえ、僕のスタイルは自分が思い描くプレーを実現させているだけだ」