2013.12.14

首位バルサが昇格組ビジャレアルと対戦…レアルはC・ロナウド復帰

リーグ戦で首位に立つバルセロナ [写真]=Getty Images

 興味深い対戦が数多く組まれた今節、その中でも特に注目が集まるのが、首位バルセロナが5位ビジャレアルをホームに迎える上位対決だろう。前節アスレティック・ビルバオ戦(0-1)で今シーズン初黒星を喫し、2位アトレティコ・マドリードに勝ち点で並ばれたバルセロナ。しかし、コパ・デル・レイのカルタヘナ戦(4-1)、チャンピオンズリーグのセルティック戦(6-1)と相次ぎ圧勝し、悪い流れを断ち切った。

 攻守の要のFWリオネル・メッシとGKビクトル・バルデスを引き続き欠くチームは、DFアドリアーノも出場停止となるものの、MFイニエスタ、MFシャビ、DFジョルディ・アルバが続々と復帰。FWネイマールがセルティック戦で移籍後初ハットトリックを達成するなど、ポジティブな話題の方が多い。

 一方、昇格組ながら旋風を巻き起こしているビジャレアルだが、前節マラガ戦(1-1)およびコパ・デル・レイのエルチェ戦(2-2)と2戦連続ドローに終わった。今回の試合に向けては、出場停止のMFブルーノ・ソリアーノと故障のMFカニと、中盤の顔2枚が不在となるが、中2日のバルセロナを大きく上回る中7日と日程は有利だ。戦力で勝るバルセロナ、状態で上回るビジャレアルという構図となる今回だが、持ち味である魅力的なフットボールを披露できた方が勝ち名乗りを上げることになりそうだ。

 首位バルセロナと2位アトレティコ・マドリードに3ポイント差と、両者を射程に捉えた3位レアル・マドリードは、アウェーで16位オサスナと対戦する。前節バジャドリード戦(4-0)に圧勝したチームは、コパ・デル・レイのオリンピック・シャティバ戦(0-0)こそドローに終わったものの、チャンピオンズリーグのコペンハーゲン戦(2-0)には貫禄勝ち。守備陣は最近5試合でわずか1失点、攻撃陣は大黒柱のFWクリスティアーノ・ロナウドが故障から復帰するなど、ほぼ磐石の体勢が整った。

 これに対し、ここ2週間はアウェーでの連戦となったオサスナは、前節バレンシア戦(0-3)には敗れたものの、コパ・デル・レイのマラガ戦(3-3)では貴重なドローを手にした。しかし、FWニノ、MFシシ、MFデ・ラス・クエバスを負傷で、MFプニャルを出場停止で欠くなど、メンバーのやり繰りは非常に厳しい。

 戦力、調子などから見て、レアル・マドリードの圧倒的優位は揺るがない。だがオサスナには、日程面の有利さだけでなく、過去5シーズンのホームでの対戦で2勝2分け1敗という相性の良さがある。それゆえ、レアル・マドリードが鬼門のエル・サダルへの苦手意識を払拭できるかが、試合最大の見所と言えるだろう。

 そして、首位バルセロナを再び捉えた2位アトレティコ・マドリードは、ホームに9位バレンシアを迎える。チームは現在、前節エルチェ戦(2-0)、コパ・デル・レイのサン・アンドレウ戦(4-0)、チャンピオンズリーグのポルト戦(2-0)と3試合連続で完封勝利を収めるなど、全く隙が見られない。一方のバレンシアは、前節オサスナ戦(3-0)は勝利、コパ・デル・レイのジムナスティック戦(0-0)およびヨーロッパリーグのクバン戦(1-1)はドローと、最低限の結果は残している。バルセロナおよびレアル・マドリードとの3強時代を築きつつあるアトレティコ・マドリードに、2強を追う1番手の座を失ったバレンシアと、完全に立場が逆転した両者。それゆえ、アトレティコ・マドリードの確固たるプレースタイルをバレンシアがどれだけ乱せるかが、勝負のカギを握るだろう。

 また、前節のバルセロナ撃破で4位に順位を上げたアスレティック・ビルバオが、この1カ月間で14位から8位へと浮上したセビージャのホームに乗り込む一番は、3連勝中の好調同士によるがっぷり四つの戦いが見られそうだ。一方、この2カ月で15位から6位へと急上昇したレアル・ソシエダが、11位から20位へと急降下したベティスをホームに迎える一戦は、まさに明暗が分かれている2チームによる顔合わせだが、昨シーズンの上位対決としても関心が集まる。

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