ビジャレアルとの契約を延長したカニ [写真]=Getty Images
ビジャレアルのスペイン人MFカニは9日、クラブと2017年6月末まで3年間の契約延長を締結したことを受け記者会見に応じた。
今シーズン一杯で契約を満了する予定だったカニに対しては、これまでイングランド、ドイツ、トルコからオファーが届いていたと伝えられてきた。だが本人には、レアル・サラゴサから加入した2002‐03シーズン以来、11年以上プレーしているビジャレアルを離れる気は一切なかったという。
「ビジャレアルは自分にとって望み通りのクラブだ。ここでプレーをし続けていることが、それを何よりも表している。また、あちこちと所属を変えるという考えも僕にはない。それゆえ、他のクラブからのオファーには目も向けなかった」
32歳を迎えた現在も衰え知らずのプレーを続けているカニは、「人々は今、最高の僕を見ているかもしれない」と状態の良さを説明しながらも、今後の更なる向上にも意欲を見せた。
「僕はクラブの目標達成のために重要な存在でありたいと思っている。そのためには、もう少し強引さがあっても良いかもしれない。僕はこれまで常に最高のプレーを心掛けてきたが、チームのゴールが多い割に自分のゴールは少ないからね」