2013.12.05

バルサ、自信作の2ndユニフォームは不運の象徴か…4戦白星なし

2ndユニフォームで試合に臨むバルセロナ [写真]=Getty Images

 1日に行われたアスレティック・ビルバオとのアウェー戦に敗れ、リーガ・エスパニョーラでの開幕からの無敗記録が14試合でストップしたバルセロナ。アヤックスとのアウェー戦で、今シーズン公式戦初黒星を喫したチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節から数えると2連敗を喫したチームに対しては、それまで称賛を繰り返していたメディアも手のひらを返すかのように批判に転じており、あら探しは2ndユニフォームにまで及んでいるという。

 バルセロナは今シーズン、カタルーニャ州旗である黄と赤のストライプを2ndユニフォームにあしらった。この“La Senyera”と呼ばれる色調の使用は、スペインからの独立を求める声が非常に強いという地域的背景を考慮して控えられてきた経緯があり、バルセロナはスポーツと政治を巡る論争を承知で採用に踏み切った。

 ところが、カタルーニャのナショナリズムやアイデンティティを表すはずの自信作のユニフォームで、バルセロナはここまで4戦して未勝利に終わっている。この皮肉な結果を前に、レアル・マドリード寄りのメディアなどは、“La Senyera”は不運の象徴などと揶揄するに至っている。

 バルセロナが今シーズン初めて公式戦で2ndユニフォームを採用したのは、8月21日に行われたスーペル・コパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)のファーストレグで、チームはアトレティコ・マドリードとアウェーで1-1のドローに終わった。1週間後にホームで行われたセカンドレグが0-0のドローとなったため、バルセロナにとってファーストレグは大会制覇に繋がるアウェー・ゴールを挙げた一戦となったが、その一方で同試合では大黒柱のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが故障に見舞われている。

 スーペル・コパ・デ・エスパーニャ制覇以降、公式戦8連勝を飾ったバルセロナだが、2度目の2ndユニフォーム使用となった10月19日のリーガ第9節オサスナ戦ではスコアレスドローに終わり、開幕からの連勝がストップ。3度目の正直を目指した3日後のチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節のミラン戦にも1-1のドロー止まりとなった。そして、4度目の試合となった今回のアスレティック・ビルバオ戦ではリーガ初黒星を喫し、今シーズン勝利を挙げられなかった6試合のうち4試合が2ndユニフォームを着ての一戦となっている。

 なお、バルセロナは、“La Senyera”初披露となったプレシーズンのバイエルンとのフレンドリー・マッチにも0-2で敗れており、この黒星も加えると5試合未勝利という算段となる。バルセロナがこの悪夢のトンネルをいつ抜け出すのか、次に2ndユニフォームを使用する試合では、内容以上に結果に注目が集まることになりそうだ。

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