2013.12.05

バルサのピケが2部エルクレスのMF杉田を絶賛「凄いクオリティ」

 現在、2部のエルクレスでプレーするMF杉田祐希也が、バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケから称賛されるというサプライズを受けた。

 柏レイソルのユース出身の杉田は、仙台大学在籍中の2012年夏にスペインへ渡り、昨年1月から4部のホベ・エスパニョールでプレーすると、今シーズンは同じアリカンテ州にあるエルクレスにローン移籍。先月24日のサバデル戦(3-0で勝利)で移籍後初ゴールを挙げるや否や、今シーズン初スタメンを勝ち取った1日のムルシア戦(2-1で勝利)では2アシストを決め、チームの連勝に貢献した。

 そして、ムルシアとの一戦をテレビで観戦していたというピケは、杉田のプレーに感銘を受けたようで、自身のツイッターで次のようなコメントを残した。

「ムルシア対エルクレス戦を見ている。日本人選手の“Sugi”をとても気に入ったよ!!彼には凄いクオリティがある!」

 その後、「日本では2部の試合をテレビで見ることができない。インターネットを通じて動画を見るしかないんだ」と日本の事情にも言及したピケに対して、クラブの公式サイトとのインタビューに応じた杉田は、思わぬ形の絶賛を喜びながらも今後に向けて気を引き締めた。

「ピケのメッセージは、日本で僕のキャリアが知られるうえで大きな一歩になった。でも、僕がエルクレスでプレーしているというのは、まだ日本ではほんの小さなニュースでしかないので、今後もこういったプレーを見せていきたい。90分間を通じて最高レベルのパフォーマンスを見せるためには、フィジカル面を数段向上させる必要があると自覚している。いずれにしても、自分のキャリアのピークはまだ先にあるので、ハードワークを続けていくまでだ」

 今シーズンここまで4勝6分け6敗で22チーム中20位に沈むエルクレスだが、残留圏内の18位に1ポイントのところまで詰め寄っている。そして、直近の2連勝に貢献するなどラッキーボーイ的存在となっている杉田だが、途中出場から駄目押しゴールを挙げたサバデル戦よりも、先発出場から先制点および追加点のアシストを決めたムルシア戦の活躍を喜んだ。

「自分が置かれた状況は2試合で異なるため、比較のしようがない。とはいえ、ほぼ勝負が決まっていた終盤にゴールを挙げたサバデル戦よりも、ムルシア戦の方が重要だったと思っている。初スタメンでとてもナーバスになりがら、2つのアシストを送ることができ、とても満足している」

 杉田はまた、スペインに来てからわずか1年強での劇的な環境の変化に驚きながらも、エルクレスでチャンスをものにするとの強い姿勢を示した。

「スペインに来た頃は2、3年でどこかのプロチームでプレーできればと考えていたが、全てが凄い速さで進んでいる。エルクレスでもこんなに早くトップチームに上がることができ、とても驚いている。今は、良いプレーを続けてチームの勝利と1部昇格に貢献することだけを考えている。やるべきことは多いけれども、来シーズンもエルクレスでプレーできれば嬉しいね」

 一方、スペイン語でのコミュニケーションについて、「とても難しい」と苦労を明かした杉田だが、チームに上手く溶け込めているとの実感を表した。

「ロッカールームの雰囲気は良いし、チームメートはゆっくり話をしてくれる。テクニカル・スタッフはもっと早口だけれども、それを僕が理解できるよう、選手達が助けてくれている」

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