バルセロナで第2GKを務めるピント [写真]=Getty Images
昨シーズンに続き、今シーズンも開幕から快進撃を続けているバルセロナ。しかし、来シーズンに向けた最大の課題であるゴールマウス問題は依然として解決しておらず、今シーズンいっぱいで退団することが確実となっているスペイン代表GKビクトル・バルデスが素晴らしいプレーを見せれば見せる程、その不安は高まる一方となっている。
そんな中、2008年1月の入団以来、リーガおよびチャンピオンズリーグではバルデスの控えとなりながらも、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)ではレギュラーとして2度の優勝に貢献してきたベテランGKピントが、スペインのラジオ局『RAC1』とのインタビューで、来シーズンの正守護神に名乗りを上げた。
「自分はいつだってポジションを獲得するために戦っている。来シーズンはまだ先の話になるが、レギュラーとなるためにハードワークしているところだ」
その一方でピントは、良好な関係を築いているバルデスに対しては、バルセロナでのラスト・シーズンに賭ける意気込みに賛辞を送っている。
「バルデスはこの上ないひと時を送っている。キャリア最高のシーズンとも言えるんじゃないかな」