レアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルナベウ [写真]=Real Madrid via Getty Images
レアル・マドリードの本拠地である“サンチャゴ・ベルナベウ”のスタジアム命名権を、マイクロソフト、エミレーツ航空、アウディの3社が争っているとスペイン紙『アス』が報じた。
マイクロソフト・スペイン支社のマリア・グラニャ社長は、スペインメディア『Antena3』の取材に対し、「私たちは交渉をしている。彼らは他の企業だけでなく、私たちにも提案してきた。マイクロソフト側も分析をする必要がある。私たちの関係は素晴らしいもので、スタジアムの命名権についての可能性を話している」と、交渉の事実を認めた。
レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、2014年からサンチャゴ・ベルナベウの改修を検討しており、4億ユーロ(約520億円)が必要と見られ、命名権の売却は、その改修費用に充てられると予想されている。
命名権の売却は、マイクロソフト以外にエミレーツ航空とアウディも検討しているが、スペイン紙『マルカ』は、マイクロソフトがポールポジションにいると見ている。また、イギリスメディア『BBC』は関係者の、「スタジアム名が“マイクロソフト・エスタディオ・サンチャゴ・ベルナベウ”になるだろう」というコメントを紹介している。