2013.11.01

注目試合続くバルサ、金星狙うエスパニョールとのダービーに臨む

バルセロナ
5月の対戦ではアレクシス・サンチェスの得点などでバルセロナが2-0で勝利 [写真]=Getty Images

 バルセロナは、レアル・マドリードとの“クラシコ”後の一戦となった前節、かつてチームの主将を務めたルイス・エンリケ監督が率いるセルタにアウェーで3‐0快勝し、開幕からの無敗記録ならびに首位の座を堅持した。そして、中2日で臨む今節はエスパニョールとの“バルセロナ・ダービー”。さらに中4日でチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節のミラン戦と、注目の試合が続く。

 今回は宿敵撃破に燃えるエスパニョールを迎えるに当り、セルタ戦で温存されたFWネイマール、MFアンドレス・イニエスタ、MFシャビ、DFジェラール・ピケ、DFハビエル・マスチェラーノらが満を持してスタメンに戻ると予想されている。一方、戦線離脱中のDFジョルディ・アルバに加え、セルタ戦で途中交代したDFアドリアーノも招集外となった左サイドバックには、本職でないDFマルティン・モントーヤがサイドを変更して入ると見られており、最大の不安材料となる。

 就任以来、様々な試みを行っているヘラルド・マルティーノ監督は、レアル・マドリード戦でFWリオネル・メッシを3トップの中央ではなく右に配置したのに続き、セルタ戦ではMFセルヒオ・ブスケッツとMFアレクサンドル・ソングを同時に起用。フランク・ライカールト監督初年度の2003‐04シーズン以来となる4‐2‐3‐1のシステムをテストした。更なるサプライズがあるかどうかが、この試合の見所の1つとなりそうだ。

 一方のエスパニョールは、ここまで4勝3分4敗の8位と、好位置をキープしている。しかし、アトレティコ・マドリードの開幕からの連勝をストップさせた以降は、前々節はアウェーでレバンテに0‐3で敗れ、前節もホームでマラガとスコアレスドローに終わり、ここ2試合勝利から遠ざかっている。

 3試合振りに白星をあげれば、再びの金星になるであろう、今回の試合に向け、故障中のDFハビ・ロペスとDFビクトル・アルバレスが欠場。またハビエル・アギーレ監督の判断によりFWクリスティアン・ストゥアニ、FWピッツィ、MFシモン・サブローザ、DFフェリペ・マッティオーニも招集を見送られ、大幅なメンバー変更を余儀なくされている。とりわけ、レギュラー全員が欠場となる2列目は、ギリギリのやり繰りとなるだけでなく、連係面においても不安を残す。とはいえ、攻撃陣はここ3試合でわずか1ゴールと調子を落としているだけに、不振脱却のきっかけになる可能性もある。スーパーサブながらチーム得点王のFWティエヴィ・ビフマなどがスタメン入りした場合には、起爆剤として期待が掛かる。

 いずれにしても、GKキコ・カシージャが「厳しいディフェンスから素早くカウンターに移ることが重要だ」とコメントしている通り、チーム最大の武器である堅守速攻が発揮できるか否かが、バルセロナから勝ち点を奪うための鍵になるだろう。

 なお、カンプ・ノウで行われる“バルセロナ・ダービー”は、2003‐04シーズンまでの17連勝に代表されるように、バルセロナがエスパニョールを圧倒してきた歴史がある。だがその後は、バルセロナが5勝3分1敗と引き続き優位に立ちながらも、エスパニョールも9試合のうち4試合で勝ち点を獲得している。それだけに、負けに等しいドローを避けたいバルセロナと、勝ちに等しいドローに持ち込みたいエスパニョールによる熱い戦いが、今回も期待できそうだ。

【予想スタメン】
・バルセロナ [4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:22.ダニエウ・アウヴェス、3.ジェラール・ピケ、14.ハビエル・マスチェラーノ、2.マルティン・モントーヤ
MF:16.セルヒオ・ブスケッツ、6.シャビ、8.アンドレス・イニエスタ
FW:9.アレクシス・サンチェス、10.リオネル・メッシ、11.ネイマール

・エスパニョール [4‐2‐3‐1]
GK:13.カシージャ
DF:3.ラウール・ロドリゲス、6.シジネイ、15.エクトル・モレーノ、18.フエンテス
MF:4.ビクトル・サンチェス、14.ダビド・ロペス、12.ランサ、23.アブラアム、7.ティエヴィ
FW:9.セルヒオ・ガルシア

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