2013.10.30

クラシコ敗戦のレアル、再び我慢比べの日常に戻りセビージャと対戦

レアル・マドリードの攻撃陣をけん引するC・ロナウド [写真]=Real Madrid via Getty Images

 前節、クラシコでは首位バルセロナとの差を縮められず、逆に勝ち点差6と倍にされてしまったレアル・マドリード。その試合では、後半ロスタイムに若いヘセのゴールで一矢を報いることしかできなかった。とりわけセンターバックのセルヒオ・ラモスをボランチに、ベイルを1トップとしてスタートと、1時間余りを無為に過ごしてしまったカルロ・アンチェロッティ監督の采配には大いに疑問が呈されたものだった。しかし、これは宿命のライバルとの直接対決という大舞台だっただけに、そんな奇をてらったような布陣もアイデアばかりが先走りしてしまったという言い訳ができるが、今回は勝ち点1でも取りこぼすことができない、リーガ中上位クラスとの試合。監督も選手たちも審判のジャッジへの不満などは一刻も早く忘れ去って、普段の平静さを取り戻すことが求められる。

 ちなみにここ2試合のホームゲーム、レアル・マドリードはスリーボランチ制を敷いて、マラガ、ユヴェントスにいい形で勝利している。だが、そろそろ期待できるのが、昨シーズン終了後に恥骨炎の手術、その後、中足骨の骨折などがあったため、今シーズンはまだ一度もプレーしていないシャビ・アロンソの実戦復帰。すでに全体練習に参加して1週間以上経つため、このセビージャ戦、週末のラージョ戦で足ならしをして、来週に行われるチャンピオンズリーグのユヴェントス戦に備えたいというのがコーチングスタッフの計画のようだ。また、カンプ・ノウでは専門外のポジションで苦労したセルヒオ・ラモスは筋肉痛を患っているため、この試合では温存される予定だが、すでにヴァランも戻っており、センターバックが足りなくなる心配はない。近頃、サンティアゴ・ベルナベウでファンに目の敵にされているベンゼマ、未だにポジションが定まらないベイルと、いくつか懸念はあるが、普通の力を出せば、問題なく勝利できるはずだ。

 一方、1日遅い日曜試合でオサスナと戦ったセビージャはラキティッチ、ハイロのゴールで2-1と勝利。まだトップ下のマリンは負傷で離脱しているものの、今月のクロアチア代表戦でのけがを克服した司令塔の復帰がチームのパフォーマンスを引き上げている。とはいえやはりこの夏、ネグレドやヘスス・ナバスが抜けた穴は大きく、ヨーロッパリーグの負担もあるため、現在チームは10位と、目標の欧州カップ戦出場圏内には到達できていない。リーガ序盤戦ではバルセロナのホームで2-3と惜しいところまで行ったものの、負けてしまった試合を含め、今シーズンまだアウェーで1勝もできていないのはウナイ・エメリ監督も気になるところだろう。それでもチームには先日、スペインA代表にデビューした左SBアルベルト・モレーノやパリSGから新たに加わったFWガメイロなど、興味深い選手も多いため、クラシコ敗戦で意気消沈している相手にサプライズを起こす可能性も否定はできない。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード [4-3-3]
GK:25.ディエゴ・ロペス
DF:17.アルベロア、2.ヴァラン、3.ペペ、5.コエントラン
MF:19.モドリッチ、24.イジャラメンディ(23.イスコ)、6.ケディラ、11.ベイル
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

・セビージャ [4-3-3]
GK:13.ベト
DF:5. フィゲイラス、21.パレハ、6.カリーソ、32.アルベルト・モレーノ
MF:22.エムビア、11.ラキティッチ、17.ハイロ、20.ビトロ
FW:9.バッカ、18.ガメイロ

欧州リーグ順位表

リヴァプール
3pt
チェルシー
3pt
ボーンマス
3pt
欧州順位をもっと見る
バイエルン
84pt
シャルケ
63pt
ホッフェンハイム
55pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
93pt
アトレティコ・マドリード
79pt
レアル・マドリード
76pt
欧州順位をもっと見る
ユヴェントス
95pt
ナポリ
91pt
ローマ
77pt
欧州順位をもっと見る