2013.10.19

クラシコ控えるレアル、かつての優勝監督率いるマラガと対戦

レアル・マドリードのエースとして君臨するC・ロナウド [写真]=Getty Images

「エルチェ戦やレバンテ戦の試合内容はよくなかった。もっといいプレーをしなければ」とカルロ・アンチェロッティ監督が自己反省を口にするレアル・マドリード。とはいえ、ピッチに立つ肝心の選手たちの大多数は各国代表戦に参加。GKを除いてバルデベバスの練習場に残っていたのがDFナチョ・フェルナンデス、MFイジャラメンディ、MFカジミーロ、そして負傷のリハビリをしていたMFベイルとMFシャビ・アロンソだけだったとなれば、成熟したプレーをチームが身につけるには、まだ時間が必要だろう。だが、今のレアル・マドリードは内容はともかく、まずは勝利を優先せざるを得ないのが現状だ。というのも、この試合を終えるとチャンピオンズリーグのユベントス戦、さらに土曜はバルセロナとの“伝統の一戦 クラシコ”と、ハードルの高い試合が控えている。その前にうっかり勝ち点を取りこぼして、首位バルセロナ、アトレティコ・マドリードとの差を広げるわけにはいかない。

 今回の代表戦では、どの選手も負傷することなしに帰還した。また、フランス代表で1221分の間、ノーゴールを続けていたベンゼマが途中出場からのダメ押し点ではあるものの、2試合で2得点と結果を出し、自信を取り戻してきたのは朗報だろう。ただしその一方で、サンティアゴ・ベルナベウのサポーターから先発を心待ちにされているモラタも、スペインU‐21のユーロ予選2試合でチームの勝利に直結する貴重な2ゴールをゲット。若いカンテラーノに過剰な責任を負わせることを避け、先発はベンゼマ一本でここまで来たアンチェロッティ監督だが、そろそろ決断が必要かもしれない。なお、椎間板ヘルニア疑惑が発覚し、騒ぎの渦中にあったベイルは代表戦には参加せず、この2週間はずっとリハビリと練習に専念。疑惑を払拭すると共に、クラシコを100パーセントの状態で迎えられるように、この試合で慣らし運転をすると見られている。

 一方、相手のマラガはこの夏にイスコ、バチスタ、ホアキン、デミチェリス、イトゥラと、昨シーズンのチャンピオンズリーグで準々決勝進出に貢献した主力メンバーが抜けた影響もあり、現在、まだ2勝のみの10位と中程の位置にいる。とはいえ、「今のレアル・マドリードはおかしい。付け込むチャンス」と、ベルント・シュスター監督がやる気満々で2008年にはリーガ優勝も果たした古巣に乗り込んで来るのは不気味だ。ただし、どんなに不調のレアル・マドリードでも、下手にオープンな展開に持ち込むと、個人技からのゴールラッシュを喰らう危険は常にある。今シーズン、彼らを苦労させているチームはどこも守備重視で、カウンターで点を取るというのが常套手段。したがって、たとえ攻撃的なプレーを好むシュスター監督とはいえ、まずは後方を固めて、FWサンタ・クルスや新加入のFWエル・ハムダウィの閃きに期待することになりそうだ。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード [4-2-3-1]
GK:25.ディエゴ・ロペス
DF:17.アルベロア、3.ペペ、4.セルヒオ・ラモス、12.マルセロ
MF:6.ケディラ、19.モドリッチ、23.イスコ、22.ディ・マリア
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

・マラガ [4-2-3-1]
GK:13.カバジェロ
DF:2.ヘスース・ガメス、21.セルヒオ・サンチェス、15.アンヘレリ、5.アントゥネス
MF:12.ティッソーネ、6.イグナシオ・カマーチョ、8.ポルティージョ、18.エリゼウ、17.ドゥダ
FW:9.サンタ・クルス

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