2013.10.12

レアルのジダンAC「自分ならバロンドールはリベリーに与える」

ジダン
レアル・マドリードでコーチを務めるジダン氏 [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダンAC(アシスタント・コーチ)は10日、滞在先のアブダビで行われた報道陣とのインタビューで、フットボールにまつわる様々な話題についてコメントを残した。

 その中で、指導者の道を歩むという決断を下した理由を聞かれたジダン氏は、これまでの経緯を説明した。

「現役を引退した時は、指導者になりたいとは思っていなかった。しかし、それから6、7年が経ち、このファンタスティックなスポーツの世界に戻りたいと感じ始めたのだ。私は、かつて常に心地よさを感じていたグラウンドに自分の身を置くことが、他の人々や現役の選手にとって有益になると思った。そして、多くの知り合いと相談し、あらゆる人生の選択肢を考慮したうえで、フットボールの現場に戻ることを決心した」

 また、将来的な目標について、「いつの日かフランス代表の監督になりたいという夢を持っている」と告白したジダン氏は、ユヴェントスでの現役時代から知るカルロ・アンチェロッティ監督の右腕として働くことが、指導者としての腕を磨くうえで重要な意味を持つとの考えを示した。

「私は多くの偉大な指揮官の下でプレーし、それぞれの良い部分を自分のものにしてきた。そして、レアル・マドリードでカルロのアシスタント・コーチを務めることで、自分の監督としての下地が出来上がると考えている。カルロは大きな進歩を遂げてきた指導者だ。初めて一緒に仕事をした時は青年監督だったが、今は百戦錬磨の指揮官だ。彼のような指揮官と共に働くことは素晴らしい経験であり、監督の道を歩む前の学習の場として最適だと思っている」

 一方、今年のFIFAバロンドールに関して、母国の選手として自身以来となる受賞が期待されているバイエルンのフランス代表MFフランク・リベリーと、現在共に戦っているレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2人が候補となった場合、どちらを選ぶかとの質問を受けたジダンACは、次のように回答している。

「2人とも受賞に相応しい選手だ。しかし、自分ならバロンドールはリベリーに与える。なぜなら、彼はバイエルンの昨シーズンの3冠獲得における中心的存在だったからだ。彼にとって障害となるのは、もう1人の青年は1シーズンで55ゴールも記録していることだろう。いずれにしても、自分が受賞者を選ぶことはないがね」

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