2013.09.29

ビジャレアル、過密日程に苦しむベティス相手に無敗を守れるか

 今シーズンはヨーロッパリーグ本戦にプレーオフを制して参戦するベティスだが、ミッドウィークにリーガやヨーロッパリーグの入ってくる過密日程、それに伴う監督のプラン、選手のコンディション維持の難しさに直面している。現にリーガでは1勝2分け3敗と振るわず、ホームでのヨーロッパリーグのグループステージ、リヨン戦もスコアレスドローと、善戦はしているものの好成績とは言い難い。

 9月15日、ホームで勝利を挙げたバレンシア戦と、9月19日、ホームで引き分けたリヨン戦のメンバーを比べてみると、両試合でスタメン出場を果たしているのはMFバディージョのみ。その他はGKでさえ、メンバーを総入れ替えしている。第6節アスレティック・ビルバオ戦を見ても同じ、バディージョの代わりを務めるチュリが入っただけ。ペペ・メル監督は今シーズンが4シーズン目となるだけに、メンバーを熟知しての采配ととらえることができる。3敗はリーガ初戦のレアル・マドリード戦と第2節のセルタ戦、木曜日に行われたアスレティック・ビルバオ戦だが、そのうちアスレティック・ビルバオ戦は惜敗と言える拮抗した内容だった。試合後メル監督は、「先制した後は勝てる可能性もあったし、引き分けるためにも、やるだけのことはやった。基本的なところは変えずに今後もやっていく」と、前を向いた。ELを含め3戦勝利なしだが、内容を見れば今後に期待できる。

 一方のビジャレアルはここまで無敗、4勝2分けと昇格組としては立派な結果を残している。特に圧巻だったのは第4節のレアル・マドリード戦、先制し逆転されるも同点まで持っていった粘り強さだろう。歴史を紐解けば、ビジャレアルは2000-2001シーズンから2011-2012シーズンまでプリメーラに在籍し、さらにチャンピオンズリーグを含めたヨーロッパを舞台とした戦いの常連チームであり、その遺伝子は今も受け継がれているということだろう。

 開幕のアルメリア戦から、バジャドリード、オサスナに3連勝、そしてレアル・マドリードとセルタに引き分け、木曜日に行われたエスパニョール戦では2点を先制し、終盤セルヒオ・ガルシアに1点返されるも、2試合連続引き分けという嫌な流れを断ち切った。エスパニョール戦後、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は、「試合が非常に難しくなることはわかっていた。私たちは判断力を持って攻撃するために、簡単に手際よくプレーすることが必要だった。ビジャレアルの今シーズンの目標は残留だ。まずはベティス戦へ向かう。できるだけ早く残留ラインといわれる42ポイントを獲得できればいい。そこまでは余計なことは考えない」と地に足をつけ、ひとつひとつの試合に集中していくことを誓った。今後もビジャレアルの戦いに注目だ。

【予想スタメン】
・ベティス [4-2-3-1]
GK:13.サラ
DF:2.チカ、3.パウロン、4.アマージャ、23.ナチョ
MF:5.マティージャ、6.シャビ・トーレス、11.フアンフラン(22.セドリック)、14.サルバ・セビージャ、9.チュリ(7.バディージョ)
FW:19.ホルヘ・モリーナ(24.ルベン・カストロ)

・ビジャレアル [4-4-2]
GK:1.セルヒオ・アセンホ
DF:2.マリオ・ガスパール、5.ムサッキオ、29.イニゲス、18.ジャウメ・コスタ
MF:11.エルナン・ペレス(17.アキーノ)、4.ピナ(14.トリゲロス)、21.ブルーノ・ソリアーノ、10.カニ
FW:9.ジオバニ・ドス・サントス、24.ジョナタン・ペレイラ

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