2013.09.28

国王杯のリベンジ狙うレアルが全勝のアトレティコを迎える首都決戦

レアル・マドリードのエースとして君臨するC・ロナウド [写真]=Getty Images

 ミッドウィークに第6節が開催された週末に、今シーズン前半戦のダービーを迎えることになった両チーム。前節はどちらも2-1で勝利、しかもチームの最多得点者であるジエゴ・コスタとクリスティアーノ・ロナウドの2得点で勝ったというのは同じであるものの、内容は対照的なものだった。火曜にオサスナをホームに迎えたアトレティコ・マドリードは、前半のうちに得点を挙げ、後半を無難に凌いで1点のリードを死守。一方、エルチェ戦に臨んだレアル・マドリードはC・ロナウドの直接FKで後半に先制しながら、ロスタイムに同点を許してしまう。その後、主審の提示した3分を大幅に上回ったCK時にカルロス・サンチェスがペペにファールを犯したという物議を醸す判定が下り、C・ロナウドのPKでようやく勝ち点3をもぎ取った。

 その試合後、カルロ・アンチェロッティ監督は「こんなプレーをしていたら、ダービーに勝てないのは誰にでもわかる」と、集中力と気合に欠けていた選手たちに猛省を促した。ただ、5月にコパ・デル・レイ決勝でトロフィーを持っていかれた旧知のライバルを、再びサンティアゴ・ベルナベウに迎えるとあれば、それらの面に関してあまり心配することはないだろう。むしろ対策が必要とされるのは、エルチェ戦でも顕著となった、コンパクトに守ってくる敵を崩す方法だろう。とりわけアトレティコ・マドリードはスペイン・スーペルコパのバルセロナ戦でも完璧な守備体制を披露しているため、たとえ筋肉系の故障が治ったベイルや、ブラジル代表戦で負傷したマルセロが復帰してきても、ゴールを挙げるのには相当の覚悟が必要になると思われる。

 一方、ダービーまで全勝を目指すという目論見通り、現在、首位のバルセロナと同じ勝ち点で2位に立っているアトレティコ・マドリードだが、中日が1日多いのは有利であるものの、オサスナ戦で中盤の要、マリオ・スアーレスがひざのじん帯を負傷。出場はかなり難しいと見られているため、代役でティアゴということになりそうだが、懸念は当人に2試合続けてプレーする体力があるかどうか。

 また、週中の試合ではビジャ、ガビ、フィリペ・ルイスらが温存されたが、全員が激しいプレーをしなければならないシメオネ監督の下で、早くも疲労の蓄積が見られるのは気になるところだ。攻撃面では6節を終えて、メッシと共に6得点でリーガ最多得点を記録しているジエゴ・コスタ、すでに今シーズンのアシスト数が5となったコケらを中心に繰り広げられるカウンターに期待。展開が膠着状態になっても得意のセットプレーから打開できるチームだが、逆にC・ロナウドやベイルのFKには要注意だろう。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4-2-3-1]
GK:25.ディエゴ・ロペス
DF:17.アルベロア、3.ペペ、4.セルヒオ・ラモス、12.マルセロ
MF:19.モドリッチ、6.ケディラ、23.イスコ、11.ベイル
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

・アトレティコ・マドリード[4-4-2]
GK:13.クルトワ
DF:20.フアンフラン、23.ミランダ、2.ゴディン、3.フィリペ・ルイス
MF:5.ティアゴ、14.ガビ、6.コケ、10.アルダ
FW:9.ビジャ、19.ジエゴ・コスタ

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