2013.09.28

王者バルセロナに昇格組3番手のアルメリアが挑む

開幕からの連勝を続けるバルセロナ [写真]=Getty Images

 昨シーズン、歴代最高タイ記録となる勝ち点をもって頂点に立ったバルセロナに、2部3位からのプレーオフで最後の昇格枠を勝ち取ったアルメリアが挑む一戦。前年度の成績で言うならば、リーガ最大格差の戦いとなる。

 バルセロナは前節、ホームでレアル・ソシエダを4-1で下し、開幕から無傷の6連勝を飾った。白星を重ねながらも攻守のバランスの悪さが目立っていたチームだが、同試合では課題として取り組んできたディフェンスラインの裏を突く攻撃を相手に意識させることで、中盤でショートパスが繋がり易くなるという好循環を生み出した。結果、前々節ラージョ・バジェカーノ戦で5年ぶりに50パーセントを切ったことが大きな話題となったボールポゼッションもほぼ70パーセントまで上昇し、あっさりと論争を一蹴した。

 とはいえ、レアル・ソシエダ戦ではここまで全ての公式戦にフル出場してきたMFマスチェラーノが負傷。最も恐れていたアクシデントに見舞われたチームは、センターバックの本職が、同じく全試合に出場しており疲労蓄積が懸念されるDFピケ、逆に1度も先発がなく実践不足が心配されるDFマルク・バルトラの2選手のみとなってしまった。

 不安を抱える守備陣に負担を掛けないためにも、3試合連続で4ゴールを挙げている攻撃陣で試合の主導権を握りたい。とりわけ、レアル・ソシエダ戦でリーグ戦初ゴールに公式戦5試合連続アシストを記録したFWネイマールには、一層の期待を寄せても良さそうだ。

 チームは今後、中2日でチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節を迎えるが、対戦相手のセルティックとは昨シーズンも顔を合わせており、今回の舞台となる敵地セルティック・パークでは1-2と苦杯を嘗めている。それゆえ、この試合では可能な限り主力を温存したいところだ。ローテーションを上手く採用しているヘラルド・マルティーノ監督の選手起用に注目したい。

 対するアルメリアは、前節はアウェーでマラガに0-2で敗戦。ここまで3分け3敗といまだに白星が無い。その最大の原因となっているのは、6試合で15失点という守備の綻びに他ならない。これまで1度もクリーンシートが無いだけでなく、全ての試合で2失点以上を喫するなど、深刻な危機に陥っている。実際、守備面での負担の多さが攻撃面にも悪影響を及ぼし始めており、開幕からの5試合で10得点を記録してきたチームは、マラガ戦ではノーゴールに終わっている。

 ポジティブな話題の少ないアルメリアだが、前節出場停止のDFクリスティアンが復帰する今回の一戦では、トップチームの全選手が起用可能となっている。「バルセロナは世界最高のチームの1つだ。彼らと渡り合うために、何らかの策を講じるかも知れない」とのコメントを残しているフランシスコ・ロドリゲス監督が、メンバーやシステムの変更を行ってくる可能性も十分に考えられる。

 いずれにしても、勝ち点獲得のためには、ロースコアの試合に持ち込む必要がある。全員守備でバルセロナの攻撃を凌ぎ、ここまで3ゴールのFWロドリや2アシストのMFスソといった元気な選手を生かしたカウンターに活路を見出したい。

【予想スタメン】
・アルメリア [4-2-3-1]
GK:1.エステバン
DF:22.ネルソン、4.ペジェラーノ、5.トルヒージョ、18.クリスティアン
MF:7.ベルサ、6.マルコス・テバル、8.アレイチュ・ビダル、23.ソリアーノ、17.スソ
FW:10.ロドリ

・バルセロナ[4-3-3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:22.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、15.マルク・バルトラ、21.アドリアーノ
MF:16.セルヒオ・ブスケツ、8.イニエスタ(6.シャビ)、4.セスク
FW:7.ペドロ、10.メッシ、11.ネイマール(9.アレクシス・サンチェス)

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