2013.09.21

バルサ、守備崩壊のラージョ相手に開幕連勝を伸ばせるか

開幕5連勝を狙うバルセロナ [写真]=VI-Images via Getty Images

 バルセロナはホームでの連戦となったここ2試合、前節はセビージャを3-2で下すと、直前のチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節もアヤックスに4-0に勝利。リーガでは開幕からの連勝を4に伸ばし、チャンピオンズリーグでも幸先の良いスタートを切った。

 だが、その内容に目を向けて見ると、セビージャ戦は後半ロスタイムのゴールで何とか掴んだ白星で、アヤックス戦もスコアほど差のない接戦だった。プレースタイルが相手に研究され尽くされているチームは、ヘラルド・マルティーノ監督が縦への素早い攻撃を状況打開策として掲げているものの、無理なパスを奪われカウンターを受ける場面も多く、攻守のバランスの悪さが目立っている。

 一方、キャプテンのDFカルレス・プジョルの不在によりDFジェラール・ピケとMFハビエル・マスチェラーノがフル回転のセンターバックを除き、フィールド・プレーヤーをローテーションさせながら結果を残しているのは、長丁場を戦う上で大きいだろう。平日開催となる次節は強敵レアル・ソシエダと対戦するだけに、今回の一戦でも一部主力が温存される可能性もありそうだ。

 万全のパフォーマンスは見せられていないものの、ここ3試合連続で3ゴール以上を挙げるなど、チームの決定力に問題はない。FWリオネル・メッシのアヤックス戦に続く今シーズン3度目のハットトリックはもちろん、FWネイマールのリーグ戦初ゴールにも期待が掛かる。

 対するラージョは、ここまで1勝3敗で17位。開幕戦は昇格組のエルチェに3-0で快勝し、最高のスタートを切ったかに見えたものの、その後はアトレティコ・マドリード、レバンテ、マラガを相手に3連敗を喫してしまった。

 チームが抱えている最大の問題は守備の崩壊で、開幕からの4試合での12失点はリーグ最多であり、1部在籍15シーズンでも最悪の成績となっている。GKコベーニョとGKルベン・マルティネスがいずれも大量失点をくらうなど、パコ・ヘメス監督がゴールマウスのレギュラーを決めきれていないことからも、ディフェンス面での苦労が伺える。

 当然ながら、この試合に向けた最大の課題はいかに失点を防ぐかになり、MFトラズオーラスも「僕達はこれまで犯してきたミスを修正すべく、練習に努めている。難しい週末になることは間違いないが、前節までのことは忘れてバルセロナ戦に集中したい」と述べている。

 苦しい状況の中で王者バルセロナを迎えるラージョだが、ホームでの戦いに限って見れば、ここまで2試合で2失点と上位チームと遜色ない。トラズオーラスが、「バルセロナ戦は得るものは多いが、失うものは殆どない」と強調するように、無欲で番狂わせを起こしたいところだ。

【予想スタメン】
・ラージョ・バジェカーノ [4-2-3-1]
GK:13. ルベン・マルティネス(25.コベーニョ)
DF:2.ティト、5.ガルベス、17.ガレアーノ、3.ナチョ・マルティネス
MF:10.トラズオーラス、22.サウール、14.ペレア、23.ブエノ、7.ラスバングラ
FW:20.ラリベイ

・バルセロナ[4-3-3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:22.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、14.マスチェラーノ、21.アドリアーノ
MF:16.セルヒオ・ブスケツ、6.シャビ、8.イニエスタ(4.セスク)
FW:7.ペドロ(9.アレクシス・サンチェス)、10.メッシ、11.ネイマール

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