2013.09.14

バレンシアのトップチーム練習に参加した指宿「FW全員から良い所を盗みたい」

 先日、スペイン紙『マルカ』によりBチーム(バレンシア・メスタージャ)を卒業する日も近いと伝えられたバレンシアのFW指宿洋史が、報道も冷めやらぬなか、11日からトップチームの練習に合流した。

 指宿は、8日に行われたセグンダB(3部)第3節でチームを今シーズン初白星に導く2ゴールを挙げ、この活躍が同試合を観戦したトップチームのミロスラフ・ジュキッチ監督の目に留まり、今回の抜擢に至ったと見られている。

 これを受け、地元紙『スーペル・デポルテ』から独占インタビューを受けた指宿は、セビージャからの移籍を果たしたこの夏を振り返ると共に、以前からバレンシアに好印象を抱いていたことを明らかにした。

「バレンシアからの興味はとにかくサプライズでした。他にもオファーは届いていましたが、自分の気持ちははっきりしていたので、全て断るよう代理人に伝えました。バレンシアのことは、ヨーロッパの強豪として日本に住んでいた頃から知っていました。ホアキン、ビジャ、シルバ、マタといった選手を有し、本当に凄いチームでした」

 指宿はまた、17歳でスペインに渡った当時の1人暮らしや言葉の苦労を経て、異国での生活にすっかり慣れたことを説明する一方、日本での少年時代を回想した。

「4歳か5歳でフットボールを始めましたね。その頃のことはあまり良く覚えていませんが、地元のチームでプレーしていたのは間違いないです。自分は当時から背は高かったですけど、チームにはFWやMFといったポジションなどなく、ひたすらボールを蹴って走り回っていましたね。そして10歳を迎えた頃から、センターフォワードとしてプレーするようになりました」

 一方、自身のスタイルを「1タッチか2タッチでシンプルにボールをさばき、常にシュートを狙う選手」と評した指宿。セビージャ時代にトップチームに合流した際、一緒に練習する機会のあった元マリ代表FWフレドリック・カヌーテから強い影響を受けたという。

「カヌーテとは何回か一緒に練習する機会がありました。彼は本当にスペクタクルな選手で、学ぶべき数多くの事がありましたね。今回、こうやってバレンシアでもトップチームに合流させて貰えたのは、自分にとって素晴らしい機会。トップチームのFW全員から良い所を盗んでいきたいです」

 指宿はまた、今後期待されるトップチーム昇格については、Bチームで実力を発揮すればおのずと実現するとの見解を示した。

「今はメスタージャでのプレーに100%集中しています。僕にはまだここでやるべきことが色々とありますからね。トップチームでプレーするのは大きなステップアップですが、それは自分の手で引き寄せなければいけません。多くのゴールを挙げるという現在の目標を達成していけば、おのずと道は開けていくはず。自分は常に、どうすればチームを最大限に助けられるか考えており、今のところそれが上手くできていると思います」

 さらに、将来的な日本代表入りについても言及した指宿だが、その一方で先を見過ぎることなく地に足を付けて戦うことの重要性を説いている。

「いつの日かA代表の一員として戦えればと思っています。トップチームでプレーするようになれば、その可能性も出てくるでしょうね。ですが、その事について思いを巡らせるつもりはないです。今の自分に必要なのは、メスタージャでしっかりとプレーすることなので」

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