2013.09.01

課題浮き彫りのバルセロナ、バレンシア相手に開幕3連勝狙う

 リーガ・エスパニョーラでは開幕2連勝、スーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)では今シーズン初タイトル獲得と、順調なスタートを切ったバルセロナ。しかし、その一方では今シーズンに向けた課題が克服できていないことが浮き彫りとなっている。

 マラガとアウェーで対戦した前節は1‐0で辛勝、アトレティコ・マドリードとホームで対戦したスーペルコパのセカンドレグはスコアレスドローと、チームは守備を固めた相手を前に攻撃が無力化している。その打開策として期待が寄せられているFWリオネル・メッシとFWネイマールのコンビも、アトレティコ・マドリード戦で初めてスタメンに並び立ったものの、互いに殆ど絡むことなく不発に終わった。また、レバンテに7‐0で圧勝した開幕戦では何度もチャンスに絡んだMFセスク・ファブレガスも、その後の試合では存在感を失っている。

 開幕3連勝が掛かる今回の一戦に向けては、マラガ戦で決勝ゴールを挙げながら途中交代し、アトレティコ・マドリード戦に欠場したDFアドリアーノ・コレイアが状態を見ての出場となるため、DFカルレス・プジョルを引き続き欠く守備陣は若干の不安を抱えている。しかし、チームにとって最も気掛かりな点は、苦戦した直近の数試合で影を潜めてしまった前線からのディフェンスだろう。攻撃のタレントを最大限に生かすためにも、レバンテ戦のような厳しいプレッシングを再び見せられるかは鍵となるので、注目してみたい。

 対するバレンシアは、開幕戦は大苦戦の末にホームでマラガを1‐0で下したものの、前節はアウェーでエスパニョールに圧倒され1‐3で敗れるなど、強豪としては期待外れのスタートとなっている。とりわけエスパニョール戦は、ミロスラフ・ジュキッチ監督が「お笑い種の試合をしてしまい、本当に恥ずかしい」と嘆くほど酷い内容だったため、今節では大幅な立て直しが要求される。

 実際、ジュキッチ監督は今週の練習では先発組を半分近く入れ替えており、大幅なスタメン変更が行われる可能性もある。また、今週になって獲得したFWパボンも既に出場できる状態にあり、昨シーズンはローンによりベティスでプレーした同選手には起爆剤としての活躍が期待される。

 いずれにしても、今回はホームに王者バルセロナを迎えるとあり、欠如している闘争心は自ずと取り戻せるはずだ。また、過去5シーズンのホームでの対戦では4分1敗とほぼ互角の勝負を演じており、相性は悪くない。バルセロナのカンテラ(下部組織)出身である新戦力のMFオリオール・ロメウが、古巣対策として「彼らを気分良くプレーさせないためにも、僕らは必死でボールを奪いにいかなければならない」と掲げた通り、スーペルコパのアトレティコ・マドリードのような戦いができるかが試合のポイントとなりそうだ。

【予想スタメン】
・バレンシア [4‐2‐3‐1]
GK:13.グアイタ(1.ジエゴ・アウヴェス)
DF:12.ジョアン・ペレイラ、4.ラミ、20.リカルド・コスタ、14.ベルナット(18.グアルダード)
MF:15.ハビ・フエゴ、21.パレホ、17.ジョナタン・ビエラ(11.パボン)、10.バネガ、7.ジョナス
FW:9.ポスティガ

・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:22.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、14.マスチェラーノ、18.ジョルディ・アルバ
MF:16.セルヒオ・ブスケツ、6.シャビ(4.セスク)、8.イニエスタ
FW:7.ペドロ、10.メッシ、9.アレクシス・サンチェス(11.ネイマール)

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