2013.08.25

接戦でシーズンをスタートしたレアル、アウェーで真の力を示せるか

レアル・マドリードに所属するC・ロナウド [写真]=Getty Images

 開幕戦では、レバンテに7-0と大勝した宿敵バルセロナほど圧倒的な実力差を見せつけられず、イスコのプロ初となるヘディングゴールで何とかベティスを2-1で退けたレアル・マドリード。先制点は挙げたものの、イグアインのナポリ移籍により今シーズンは1人でセンターFWの座を背負うことになったベンゼマのチャンス失敗に、サンチャゴ・ベルナベウのファンからブーイングが飛ぶなど、少々心配なスタートとなった。だが、実際のところ、その辺りはまだ、選手たちがアンチェロッティ新監督のシステムに慣れていないだけという些細な問題に過ぎない。むしろ今週、世間の議論の的となっていたのは、そのベティス戦で監督がGKにディエゴ・ロペスを起用、モウリーニョ監督退団後の復権を確実視されていたキャプテン・カシージャスの先行きについてだった。

 さらにチームを不安にさせるのは、いきなり生じたボランチの負傷禍だろう。開幕戦に先発したケディラが試合中にひざを打撲、すでに復帰秒読みとなっていたシャビ・アロンソも水曜に右足の小指中足骨を骨折し、手術を受けておよそ3カ月の離脱に。その後継者としてレアル・ソシエダから獲得したイジャラメンディも、プレシーズンからの肉離れのリハビリにあと10日ほどかかるため、当面はモドリッチと新加入カジミーロに頼ることになりそうだ。それ以外は、木曜にサンチャゴ・ベルナベウ杯でラウールの在籍するカタールのアル・サードと対戦したり、チームはチャンピオンズリーグが始まるまでのゆとりある日程を組んでいるため、今回の試合ではプレシーズンマッチで披露した主導権を握っての攻撃的なサッカーを期待したい。

 一方のグラナダは、この夏に11人もの選手を移籍金なしで獲得。水曜には中盤の要だったミケル・リコがアスレティック・ビルバオに移籍、一旦はウディネーゼに戻ったFWイガロの残留がほぼ決定、このR・マドリードの訪問を機にキケ・ピナ会長がシケイラの売却についてペレス会長と話し合うといったように、未だに出入りは続いている。だが、何より大きいのは昨季ラージョ・バジェカーノで18ゴールを挙げたピティ、そして降格したデポルティーボからリキと、前線に得点力がある選手が加わったことだろう。

 それに刺激を受けたのか、日曜の開幕オサスナ戦ではエル・アラビが先制ゴールを挙げ、昨季後半からの好調を持続といった嬉しい副次効果も表れている。その試合を2-1で競り勝って白星スタートとなったため、地元のファンの応援を受けてのホーム今季デビュー戦でも、チームは自信を持って戦えるはずだ。

【予想スタメン】
・グラナダ[4-4-2]
GK:13.ロベルト・フェルナンデス
DF:2.ニョム、15.ディアカテ、24.ムリージョ、16.ブライアン・アングーロ
MF:18.イトゥーラ、8.イェブダ、11.ダニ・ベニーテス、10.ブラヒミ
FW:9.エル・アラビ、20.ピティ

・レアル・マドリード[4-4-2]
GK:25.ディエゴ・ロペス(1.カシージャス)
DF:17.アルベロア、3.ペペ、4.セルヒオ・ラモス、12.マルセロ
MF:19.モドリッチ、26.カジミーロ、23.イスコ、10.エジル
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

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