2013.08.25

バルサの開幕戦圧勝は本物か…シーズンを占うアウェー初戦はマラガ

ネイマール
アトレティコ戦で、得点を喜ぶネイマール [写真]=Getty Images

 開幕戦ではホームでレバンテに7-0で圧勝し、ヘラルド・マルティーノ監督の初采配で衝撃的なスタートを切ったバルセロナ。しかし、スペイン・スーパーカップのファーストレグではアウェーでアトレティコ・マドリードと1-1のドローに終わった。

 この試合に向けて最も気掛かりなのは、プレシーズンマッチで痛めた左足太ももに再び違和感を訴え、アトレティコ・マドリード戦ではハーフタイムで交代したFWメッシの欠場だ。近年はけがに極めて強くなったと言われるメッシだが、昨シーズンのチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのパリSG戦で負傷して以降は故障を繰り返すなど、フル出場を果たしたのは1試合しかない。長期離脱となればシーズン全体にも多大な影響を及ぼすだけに、無理な起用は避けたいところだろう。

 メッシが欠場することから、MFセスクかFWネイマールのどちらが代わりを務めると予想されている。とりわけ、開幕からの2試合はいずれもベンチスタートとなったものの、アトレティコ・マドリード戦で同点ゴールを決めたネイマールには、初スタメンが実現するかに注目が集まる。なお、今世紀に入ってからの13シーズンのうち12シーズンはアウェーの成績が最も良かったチームがリーグ王者に輝いている。それゆえ、スーパーカップのファーストレグではアウェーでの戦いに苦しんだバルセロナにとって、今回の試合は連覇を目指す今シーズンを占う一戦とも言えそうだ。

 一方、初戦はアウェーでバレンシアに0-1で惜敗し、ベルント・シュスター監督の初陣を飾れなかったマラガ。主力の大量離脱により変貌せざるを得なくなったチームだが、夏の移籍市場閉鎖までわずかとなった現在も補強が完了しておらず、長丁場を戦い抜く体制が整っていない。

 ネガティブな話題が多いとあり、シュスター監督もバレンシア戦後には「開幕からの3試合では勝ち点ゼロを計算している」と冗談とも本音とも言えそうな自虐的なコメントを残している。とはいえ、バレンシアとアウェーで接戦を演じられたのはポジティブな要素で、キャプテンのDFヘスース・ガメスも「強豪相手にしっかりと戦うことができ、感触はなかなか良い」と前向きに捉えている。

 また、この試合に向けては、MFイグナシオ・カマーチョが故障から回復し、MFエリゼウも状態次第で出場可能と、数少ない昨シーズンのレギュラーが復帰しつつある。さらに、移籍手続きが手間取っていた新戦力のFWパヴウォフスキも起用可能となり、開幕戦からは大きな上積みが見込まれている。

 いずれにせよ、劣勢が予想されるこの試合で勝ち点を獲得するためには、ロースコアの試合に持ち込むことが求められる。バレンシア戦で機能した若手DFチェンとベテランDFアンヘレリによる新戦力センターバックのコンビを始め、守備陣の踏ん張りに期待したい。

【予想スタメン】
・マラガ[4-1-4-1]
GK:13.カバジェロ
DF:2.ヘスース・ガメス、15.アンヘレリ、23.チェン、5.アントゥネス
MF:6.イグナシオ・カマーチョ(12.ティッソーネ)、17.ドゥダ、30.ダルデル、14.ペドロ・モラーレス、28.ファブリス
FW:9.サンタ・クルス

・バルセロナ[4-3-3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:22.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、14.マスチェラーノ、21.アドリアーノ(18.ジョルディ・アルバ)
MF:16.セルヒオ・ブスケツ、6.シャビ、8.イニエスタ
FW:9.アレクシス・サンチェス、4.セスク、7.ペドロ(11.ネイマール)

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