2013.08.18

アンチェロッティ率いる新生レアル、ホームでデビュー戦を飾れるか

アンチェロッティ
レアル・マドリードを率いるアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images

 昨シーズンは主要タイトルを獲得することができず、3年間続いたモウリーニョ前監督体制に終止符が打たれたレアル・マドリード。パリSGから後任としてやって来たカルロ・アンチェロッティ新監督には、リーガの覇権奪還に加え、前人未到の10度目となるチャンピオンズリーグ制覇に大きな期待がかけられている。

 まずはホームで迎える開幕戦を白星で飾りたいレアル・マドリードだが、今夏に補強した新戦力が順調にチームに溶け込んでいる様子だ。プレシーズンマッチでは7試合を戦い6勝、引き分けがリヨンとの1回だけという成績を残した。チェルシーやインテルといった強豪相手にもクリスティアーノ・ロナウドのゴールなどで勝利を収め、移籍が噂されているギャレス・ベイルが本当に必要なのかと疑わせる程に、アンチェロッティ監督が目指す、主導権を握って積極的な攻撃に出るチームに仕上がっている。

 昨シーズン終了後に恥骨炎の手術を受けたシャビ・アロンソ、レアル・ソシエダから加入したイジャラメンディの2人はまだ実戦の用意ができていないものの、モドリッチ、カジミーロ(サン・パウロから移籍)の台頭によって、ケディラの放出が囁かれる程の充実ぶり。強いて不安を挙げるとすれば、アルビオルをナポリに売却し、5月に半月板の手術を受けたヴァランの回復が遅れている関係で、セルヒオ・ラモス、ペペ、そしてカンテラーノのナチョ・フェルナンデスという3人になってしまったセンターバックのポジションだろうか。

 さらに、手首骨折が完治した後も昨シーズンは控えに留まったカシージャスの復権が果たされるか、イグアインが抜け、FWの層がベンゼマとモラタ、ヘセ・ロドリゲスとなったことでC・ロナウドの役割も変化していくのかなど多くの見どころがある今シーズンのレアル・マドリード。一方で、一番手として乗り込んで来るベティスは幾つかの不安要素を抱えている。

 来週木曜日に8年ぶりとなる欧州の大会、ヨーロッパリーグのプレーオフ、ヤブロネツ(チェコ)戦ファーストレグが控えていることに加え、昨シーズンのリーガで18得点を挙げ、チームの7位フィニッシュに貢献したルベン・カストロが筋肉系のトラブルにより、いまだ復帰のメドが立ってない。また、地元の練習場の芝の植え替えのため、7月後半から20日間以上イギリス遠征を行っていたが、マンチェスター・U、エバートンらと戦った親善試合で、8月中は1勝もできておらず、チームは決して好調とは言えないだろう。ベニャのアスレティック・ビルバオ移籍の穴を埋めるために獲得したベルドゥー(エスパニョールから移籍)が、司令塔として機能するかが最大のポイントとなるが、ペペ・メル監督としては、まずは第1節で波乱を起こしてチームに勢いをつけたいところだろう。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4-4-2]
GK:1.カシージャス
DF:15.カルバハル、3.ペペ、4.セルヒオ・ラモス、12.マルセロ
MF:26.カジミーロ、19.モドリッチ、10.エジル、23.イスコ
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

・ベティス[4-2-3-1]
GK:1.アナセン
DF:2.チカ、3.パウロン、15.ペルキス、23.ナチョ
MF:5.マティージャ、20.ノサ・イギエボル、10.ベルドゥー、11.フアンフラン、22.セドリック
FW:19.ホルヘ・モリーナ

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