バルサのマルティーノ新監督が記者会見でコメント [写真]=LatinContent/Getty Images
バルセロナの新監督に就任したヘラルド・マルティーノ氏が、23日にアルゼンチン国内で記者会見を開催。新シーズンを展望した。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
マルティーノ新監督は、「環境に応じた高みに身を置くこと、知識を選手に伝えること」を目標として掲げ、「時間が経つごとにやりやすくなっていくことだろう。まず、最初にしなければならないのは、個人的な関係を築き上げることだ」と話した。
また、バルセロナのプレースタイルについて、 「私たちはバルサの歴史を知っている。そのプレースタイルには敬意を払うこともわかっている。こんなに良い選手たちを抱えているのだから、何を提供できるのかをよく考えていかなければならない。バルサのスタイルは決まっている。それに適応しなければならないのは、私たちの方だ」と語った。また、就任に至った経緯を問われると、「詳細については知らないが、(リオネル)メッシと彼の父親の意見が大きく影響したと確信している」とコメントした。
50歳のマルティーノ氏は選手時代、ニューウェルズで10年以上に渡ってプレー。1996年の現役引退後、指導者に転身した。アルゼンチン国内とパラグアイの数クラブで指揮を執った後、2007年にパラグアイ代表監督に就任。2010年の南アフリカ・ワールドカップでは、決勝トーナメント1回戦で日本代表をPK戦の末に破り、同国初のベスト8進出へと導いた。2012年には古巣ニューウェルズの監督に就任。同クラブとの契約が満了したばかりだった。