レアル・マドリードの新指揮官に就任したアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは25日、カルロ・アンチェロッティ新監督の就任をクラブ公式HPを通じて発表した。契約期間は3年となる。
レアル・マドリードは2012-13シーズン限りでのジョゼ・モウリーニョ監督の退任を発表。後任についてはアンチェロッティ監督の名が以前から報じられていたが、指揮を執っていたパリSGが契約解除拒否の姿勢を見せ、難航していた。しかし、24日に招聘が間近に迫っているとレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が明かしていた。
アンチェロッティ監督は、レッジャーナの指導者として監督キャリアをスタートさせ、パルマ、ユヴェントスとステップアップ。2001-02シーズンの途中にミランの指揮官に就任すると、2度のチャンピオンズリーグタイトルなどをクラブにもたらした。以後、2009-10シーズンから率いたチェルシーでは同シーズンにリーグとFAカップの2冠を達成。翌シーズン途中に解任されると2011年12月末に、パリSGの指揮官に就任した。パリSGでは2012-13シーズン、クラブに19年ぶりのリーグタイトルをもたらした。