2013.06.01

勝ち点100が懸かるバルセロナ、マラガ相手に有終の美を飾れるか

1月の対戦時には敵地でバルセロナが3-1と快勝 [写真]=Getty Images

 バルセロナは前節、エスパニョールとのアウェーでのダービーに2‐0で快勝。独走で優勝を決めた今シーズンの勝ち点を97ポイントまで伸ばし、レアル・マドリードが昨シーズン打ち立てた100ポイントのシーズン記録まであと1勝に迫った。

 その記録達成が数字的には唯一の興味となる今回の最終節だが、1年間チームを支えてきてくれたファンにホーム最終戦で感謝の意を伝えたいという、プラスアルファのモチベーションがある。また、個人的に是が非でも有終の美を飾りたい選手も存在する。とりわけ、今シーズン限りでクラブを去ることを発表した元フランス代表DFエリック・アビダルや、同じく退団が確実視されているスペイン代表GKビクトル・バルデスは、期する思いがあるだろう。また、移籍が囁かれているスペイン代表FWダビド・ビジャにとっても、これがバルセロナでの最後の勇姿となるかもしれない。

 戦力的には、ブラジル代表に合流中のDFダニエウ・アウヴェスが不在となる以外は、前節と変わらない。負傷中のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとスペイン代表DFカルレス・プジョルを欠く状況にはもう慣れているはずなので、攻守の要がいなくとも磐石の戦いを見せ、王者らしくシーズンを締めくくって欲しい。

 一方のマラガは前節、デポルティボにホームで3‐1と勝利し、6位の座をキープすると共に今シーズンの7位以上が確定。ヨーロッパリーグへの出場は、UEFA(欧州フットボール連盟)から科された主催大会への参加禁止処分に対する異議申し立てのCAS(スポーツ仲裁裁判所)からの裁定を待つのみとなった。

 目標を達成したチームにとって今回の一戦は消化試合となるが、「6位と7位では大違いだ」と述べているパラグアイ代表FWロケ・サンタ・クルスなど、チャンピオンズリーグでも健闘を見せた今シーズンを最高の形で終えたいと意気込む選手も多い。また、マンチェスター・C行き決定が目前と見られているマヌエル・ペジェグリーニ監督や、移籍濃厚とも報じられているスペイン代表MFイスコには、内に秘めたる思いがあるだろう。一方、バルセロナの補強候補の1人として名前が挙がっているアルゼンチンGKウィリー・カバジェロにとっては、今回の直接対決は絶好のアピールの場となる。

 それぞれが様々な思いを抱えるチームだが、紆余曲折がありながらも体裁を整えたシーズンの苦労を、優勝チーム相手の金星をもってねぎらいたいところだ。

【予想スタメン】
・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:19.モントーヤ(21.アドリアーノ)、3.ピケ、14.マスチェラーノ、18.ジョルディ・アルバ
MF:16.セルヒオ・ブスケツ(25.ソング)、6.シャビ、8.イニエスタ
FW:17.ペドロ、4.セスク、7.ビジャ(9.アレクシス・サンチェス)

・マラガ[4‐2‐3‐1]
GK:13.カバジェロ
DF:2.ヘスース・ガメス、5.デミチェリス(4.ルガノ)、3.ヴェリグトン、18.エリゼウ(25.アントゥネス)
MF:8.トゥララン、6.イグナシオ・カマーチョ、7.ホアキン、10.バチスタ、22.イスコ
FW:9.サビオラ(24.サンタ・クルス)

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