レアル・ソシエダでプレーするベラ [写真]=Getty Images
泣いても笑っても残すところ1試合となった今シーズンのリーガ・エスパニョーラ。最終節で最も注目を集める試合と言えば、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位の座の奪回したいレアル・ソシエダを、残留圏内ぎりぎりの17位の座を死守したいデポルティーボ・ラ・コルーニャがホームに迎える一戦だろう。
このうソシエダは前節、ホームでレアル・マドリードと3-3のドローを演じたものの、バレンシアがホームでグラナダを1-0で下したため、第27節から2カ月以上守り続けてきた4位から5位へと転落した。現在、両チームの間には2ポイントの差があるが、直接対決の結果で上回るソシエダは、最終節で自身がデポルティーボを下し、バレンシアがセビージャ戦で引き分け以下に終われば、4位に浮上してシーズンを終えることになる。
この状況を前に、レアル・マドリード戦を累積警告により欠場し、自身が出場しないとチームが勝利できないというジンクスをまた伸ばしてしまったソシエダのメキシコ代表FWカルロス・ベラが、最終節でのチャンピオンズリーグ出場権獲得に賭ける強い気持ちを表した。
「デポルティーボ戦は素晴らしい試合になるだろう。もちろん、彼らは残留を賭けて戦ってくるので、厳しい一戦になることは百も承知だけれどね。この試合がどのような結果に終わろうと、僕らの今シーズンは大成功だったと言うことができる。しかし、この数カ月間に渡り追い続けてきた夢を叶えられるよう、最後の1分までチャレンジするつもりだ」