2013.05.26

モウリーニョ退陣を発表したレアル、4位を狙うソシエダと対決

ロナウド
1月の試合ではレアルがC・ロナウド(写真左)の2ゴールなどで、4-3と乱戦を制した [写真]=Real Madrid via Getty Images

 先週末は国王杯の決勝を戦い、同じ街のライバル、アトレティコ・マドリードに惜敗を喫したレアル・マドリード。月曜日には、まだ契約の残っているジョゼ・モウリーニョ監督の今シーズン限りでの退団が発表されたが、同時にフロレンティーノ・ペレス会長は6月に行われる会長選挙への出馬を表明。それに合わせて現在、パリSGを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の招聘を画策しているが、相手方に契約が残っていることもあり、まだ確定はされていない。さらに今週はユヴェントスへの移籍を噂されているアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン、年棒アップ交渉に挑むドイツ代表MFメスト・エジル、獲得候補のマラガのスペイン代表MFイスコといった選手たちの代理人がサンチャゴ・ベルナベウを訪れる姿が頻繁に目撃されるなど、クラブ周辺ではまだ5月とは思えない光景も展開されている。

 レアル・マドリードにとっては、リーガの順位も確定した状況で迎える残り2試合。今節はチャンピオンズリーグ出場圏内の4位をバレンシアと同勝ち点で争っているレアル・ソシエダ、そして最終節は残留争いの真っ只中にあるオサスナと対戦する。まだ今シーズンの目標を達成していないチームとの戦いとあって、その結果次第では多くのクラブの命運が左右されることとなる。

 所属選手の多くが6月にコンフェデレーションズカップを控えることもあり、バルデベバス(バラハス空港近くの練習場)での練習も幾分ライトなものになっている。今シーズン最後の消耗試合で負傷を悪化させたスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、同代表MFシャビ・アロンソらが回復に専念している反面、ブランクがあるブラジル代表DFマルセロやスペイン代表DFアルバロ・アルベロアなどは国際大会の開催前にプレーしておきたいところでもあり、モウリーニョ監督がどのような選択をするのか注目が集まる。

 一方、指揮官交代を控える状況はレアル・ソシエダも同じで、こちらは火曜日に、これまでチームを率いてきたフィリップ・モンタニエ監督が続投しないことを発表。母国フランスのレンヌへ引き抜かれたようだが、10年ぶりのCL復帰へのチャンスを目前にしている選手たちに動揺は見られない。2試合ほど足踏みをしたものの、前節はセビージャに1‐2と競り勝ち、チームの士気が上がっているのも好材料だ。

 今回はボランチのスペイン人MFアシエル・イジャラメンディが負傷、また攻撃陣の一角、メキシコ代表FWカルロス・ベラが累積警告で出場停止となるものの、エースのスペイン人FWイマノル・アギレチェはセビージャ戦でも決勝点を挙げ、今季14得点とシーズン終盤を迎えてますます絶好調。それだけに今シーズンのアウェー戦での失点が多いレアル・マドリードの守備陣に対し、攻撃陣の奮起に期待がかかる。CL出場権を争うライバルのバレンシアも同日はグラナダ戦、最終節はセビージャ戦と最後まで激戦が予想され、ソシエダもラストは残留争い中のデポルティボ戦となるだけに、今節はホームで是非とも勝ち点を獲得しておきたいところだろう。

【予想スタメン】
・レアル・ソシエダ[4‐2‐3‐1]
GK:1.クラウディオ・ブラボ
DF:2.カルロス・マルティネス、3.ミケル・ゴンサレス、6.イニゴ・マルティネス、
24.デ・ラ・ベージャ
MF:10.シャビ・プリエト、5.マルケル、22.エストラーダ、18.ゴンサロ・カストロ
FW:7.グリーズマン、9.アギレチェ

・レアル・マドリード[4‐2‐3‐1]
GK:25.ディエゴ・ロペス
DF:17.アルベロア、11.リカルド・カルバーリョ、18.アルビオル、12.マルセロ
MF:15.エッシェン、6.ケディラ、22.ディ・マリア、10、エジル(8.カカ)
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

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