2013.05.26

バルセロナが勝ち点記録のためにダービーでの勝利目指す

メッシ
1月のリーグ戦では、メッシの得点などでバルセロナが4-0で勝利 [写真]=Getty Images

 バルセロナは前節、優勝決定後初となる本拠地カンプ・ノウでの一戦でバジャドリードを2‐1で下し、凱旋試合をしっかりと飾った。これにより、94ポイントまで勝ち点を伸ばしたチームは、レアル・マドリードが昨シーズン達成した100ポイントの記録に並べるか否か、残り2試合での興味が一段と高まった。

 バジャドリード戦では戦列を離れていたスペイン代表GKビクトル・バルデスとアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが復帰し、同試合を欠場したブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスと同代表DFアドリアーノ・コレイアも通常練習に戻り、今回の一戦ではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、スペイン代表DFカルレス・プジョル、元フランス代表DFエリック・アビダルを除く全選手が出場可能な状況となった。ダービーという特別な試合にてベストメンバーで臨むのか、来シーズンに向けてこれまであまり採用してこなかった組み合わせを試すのか、選手起用に注目が集まる。

 前々節、エスパニョールがレアル・マドリードとドローを演じたことにより、自ら戦う前にリーグ制覇が決定したバルセロナ。しかし、タイトル獲得をアシストしてくれた相手だからと言って、ダービーでみすみす白星を譲る訳にはいかない。今回は王者としてのプライドに期待したい。

 一方、現在11位のエスパニョールは、1部残留を確定したことによる気の緩みか、ここ4試合は1分3敗と白星がない。結果、ヨーロッパリーグの出場権獲得が殆ど不可能となったチームは、目標を失った中で残り2試合に臨む形となった。

 だが今回の試合に向けては、天敵との対決という点以外でも、勝利に執着する特別な理由がいくつもある。まず第1に、ホーム最終戦で有終の美を飾り、サポーターへの感謝を伝えたいこと。第2に、入場時にはバルセロナの優勝を称える“パシージョ”(花道を作って相手チームの選手を迎え入れること)を行わざるを得ないため、試合では何としても意地を見せたいこと。第3に、市内の観光名所の1つであるコロンブスの塔にバルセロナの優勝を祝う巨大ユニフォームが掲げられるという、エスパニョールにとっては不本意な行事が行われたため、これに一矢報いたいこと。そして第4に、心臓疾患により手術を受けたスペイン人DFビクトール・アルバレスを勇気付ける戦いを見せたいことだ。

 ただでさえ気合十分のダービーでこれだけの条件が揃えば、普段以上の闘志を見せてくれることは間違いだろう。

【予想スタメン】
・エスパニョール[4‐2‐3‐1]
GK:1.クリスティアン・アルバレス(13.カシージャ)
DF:16.ハビ・ロペス、15.エクトル・モレーノ、19.コロット、18.カプデビラ
MF:6.フォルリン、4.ビクトル・サンチェス、8.ストゥアーニ、10.ベルドゥー、22.ワカソ
FW:9.セルヒオ・ガルシア

・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、14.マスチェラーノ、18.ジョルディ・アルバ
MF:16.セルヒオ・ブスケツ、6.シャビ、8.イニエスタ
FW:17.ペドロ、4.セスク(7.ビジャ)、9.アレクシス・サンチェス

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