2013.05.19

王者決めたバルサと残留決定のバジャドリード…打ち合いなるか

2シーズンぶりのリーガ優勝を果たしたバルセロナ [写真]=Getty Images

 バルセロナは前節、レアル・マドリードがエスパニョールとドローに終わったことで、戦わずして2シーズンぶりのタイトルが舞い込む形となった。それでも、朗報を受けて臨んだアトレティコ・マドリード戦では2-1で逆転勝利を収め、優勝に花を添えた。

 本拠地カンプ・ノウへの凱旋試合となる今回だが、リーグ制覇の最大の立役者であるFWメッシは、アトレティコ・マドリード戦での右足の故障再発により欠場が確定している。また、数カ月に渡り厳しいやり繰りが続いているDFラインは、同試合でそれぞれ背中と右足に違和感を訴えて途中交代したDFダニエウ・アウヴェスとDFアドリアーノも出場は回復次第のため、さらに苦しい台所事情となっている。

 とはいえ、レアル・マドリードからのタイトルを奪回という今シーズンの至上命令を達成した今、これからは来シーズンを見据えた戦いとなる。そういった意味では、ここまで指摘され続けてきた“メッシ依存症”からの脱却が求められるチームにとって、同選手の不在はむしろ都合が良い。また、残り3試合に全勝すれば、レアル・マドリードが昨シーズン記録した100ポイントという1シーズンの勝ち点記録に並ぶため、これがチームに残された数字的な興味となる。

 一方のバジャドリードは前節、ホームでデポルティーボ・ラ・コルーニャに1-0で勝利。勝ち点を43に伸ばしたチームは、8位に入った1999-2000シーズン以降では最速で1部残留を確定させた。残り3試合に全勝してもヨーロッパリーグ出場圏内には届かないため、今後はバルセロナと同じく来シーズンに繋がる内容を見せることに主眼が置かれることとなる。

 今回の一戦に向けては、前節からメンバーは殆ど変わらないものの、ここまでリーグ戦全試合にスタメン出場してきたDFルカヴィナが出場停止により欠場となる。代わりの右サイドバックには、DFペーニャもしくはDFバレンシアガのいずれかがサイドを変えて出場すると予想されている。

 モチベーションの維持が難しいチームだが、ミロスラフ・ジュキッチ監督は、「残留を決め、チームの落ち着きは増した。しかし、私の采配において静かな試合などない。今回の一戦は、スペイン最高のチームとの比較において、我々がどの程度のレベルにあるのかチェックする絶好の機会だ」と述べるなど、実力を発揮しやすい状況にあることを強調している。

 実際、シーズンの最大目標を達成した両者にとって、今回の対戦はプレッシャーが掛からない試合となる。いずれのチームも攻撃を持ち味としているだけに、スペクタクルな打ち合いに期待したい。

【予想スタメン】
・バルセロナ[4-3-3]
GK:13.ピント
DF:2.ダニエウ・アウヴェス(19.モントーヤ)、3.ピケ、15.バルトラ(21.アドリアーノ)、18.ジョルディ・アルバ
MF:16.セルヒオ・ブスケツ、6.シャビ(11.チアゴ・アルカンタラ)、8.イニエスタ
FW:17.ペドロ(9.アレクシス・サンチェス)、4.セスク、7.ビジャ

・バジャドリード[4-2-3-1]
GK:1.ハイメ
DF:17.ペーニャ、6.ヘスース・ルエダ、4.マルク・バリエンテ、24.バレンシアガ
MF:22.ビクトル・ペレス、18.アルバロ・ルビオ、20.エーベルト、10.オスカル、11.ダニエル・ラーション
FW:9.ハビ・ゲラ

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