2013.05.11

意地のレアルと宿敵の優勝をホームで迎えたくないエスパニョール

C・ロナウド
レアル・マドリードで通算200得点を達成したC・ロナウド [写真]=Real Madrid via Getty Images

 現地時間17日にコパ・デル・レイ決勝に伴い、週中に振替で行われたマラガ戦では6-2と大勝したレアル・マドリード。バルセロナが戦わずして優勝を決めることにはストップをかけたが、今節ではたとえ自らが勝利しても、翌日のアトレティコ・マドリード戦でバルセロナが勝利すれば、残り試合数と勝ち点差からバルセロナの自力優勝が決まってしまう状況にある。一方のエスパニョールにも事情がある。仮に今節レアル・マドリード相手に敗れ同じ街をホームにするライバル、バルセロナの優勝決定がこれ以上遅れる状況が生じると、第37節に控えているバルセロナ・ダービーで、花道を作って宿敵を迎える破目になる可能性も浮上する。

 それだけは避けたいエスパニョールではあるが、現在のレアル・マドリードに簡単に勝てるかといえば、話はそう簡単ではない。先日のチャンピオンズリーグ準決勝敗退以降、ジョゼ・モウリーニョ監督の大胆な記者会見を引き金にチーム内で指揮官との会話が完全に途絶えているという彼らだが、今シーズン唯一のタイトル獲得チャンスとなるコパ・デル・レイ決勝を目前に控え、選手たちの士気がかなり高いことに加え、直近の2節では追いつかれながらも撃ち勝つという精神面での強さも披露。今節はリハビリを続けているセルヒオ・ラモス、アルベロアに加え、マラガ戦で足首を捻挫したエジルも欠場となるが、シーズン終盤を迎えていよいよ本調子となってきたモドリッチ、レアル・マドリードでの公式戦200得点を達成したばかりのクリスティアーノ・ロナウドら、頼りになる人材には事欠かない。

 一方、ポチェティーノ監督からハビエル・アギーレ監督に指揮官が代わって以降、見違えるような復活を遂げ、3節前には早くも1部残留見込みの勝ち点43に到達したエスパニョール。今後はヨーロッパリーグ出場圏内を狙うとチーム全員で決めたが、付け焼刃の目標では全力を振り絞れないのか、ここ2試合はグラナダとセビージャに連敗している。とりわけ前節では守備陣が崩壊し3失点も喫したため、アギーレ監督も「ヨーロッパの話をすると、我々のチームは必ず崩壊してしまう」と嘆いていたほどだ。

 選手たちには長いシーズンの疲れが見え始めたとはいえ、最近のつまづきによって逆に上位進出の可能性は減少。そのため、強豪を迎えて、失うもののないチームが奮起する可能性も十分にありうる。ベルドゥー、セルヒオ・ガルシアらの素早いカウンターがツボにはまった時には、コパ・デル・レイ決勝に備えてレギュラー守備陣を温存するレアル・マドリードに対して、苦しい戦いを強いることになるかもしれない。

【予想スタメン】
・エスパニョール[4-2-3-1]
GK:13.カシージャ
DF:16.ハビ・ロペス、19.コロット、15.エクトル・モレーノ、18.カプデビラ
MF:4.ビクトル・サンチェス、7.バエナ、10.ベルドゥー、22.ワカソ
FW:8.ストゥアーニ、9.セルヒオ・ガルシア

・レアル・マドリード[4-2-3-1]
GK:25.ディエゴ・ロペス
DF:27.ナチョ・フェルナンデス、18、アルビオル、11.リカルド・カルヴァーリョ、5.コエントラン
MF:15.エッシェン、14.シャビ・アロンソ、19.モドリッチ、21.カジェホン
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、20.イグアイン

欧州リーグ順位表

マンチェスター・C
20pt
チェルシー
20pt
リヴァプール
20pt
欧州順位をもっと見る
ドルトムント
17pt
ライプツィヒ
14pt
ボルシアMG
14pt
欧州順位をもっと見る
セビージャ
16pt
バルセロナ
15pt
アトレティコ・マドリード
15pt
欧州順位をもっと見る
ユヴェントス
24pt
ナポリ
18pt
インテル
16pt
欧州順位をもっと見る