2013.05.08

欧州で唯一ホーム無敗のレアルか、EL圏内に踏みとどまるマラガか

ロナウド
ゴールを量産しているC・ロナウド [写真]=Getty Images

 直近の2試合では、負ければバルセロナの優勝が決定という試練をどちらも逆転勝利で乗り越えてきたレアル・マドリード。コパ・デル・レイ決勝の開催に伴い前倒しとなった今回の第36節マラガ戦に加え、今週土曜日の第35節エスパニョール戦に勝てば、ライバルの祝勝パレードに再び待ったをかけることができる。それでも日曜日にバルセロナが、アトレティコ・マドリードを相手に勝利を収めれば勝負は決するため、リーガへの取り組みで難しい面があることも事実だが、ホームのサンチャゴ・ベルナベウでは信頼できるのが今シーズンの彼ら。レアル・マドリードは昨年8月のシーズン開幕から、全ての公式戦を合わせた28試合で今シーズン無敗を貫いている、ヨーロッパ唯一のチームだからだ。

 とはいえ、チャンピオンズリーグ準決勝ドルトムント戦での敗退以降、チーム事情は混沌を極めている。その発端がジョゼ・モウリーニョ監督にあるというのが現地メディアの大筋で、シーズン終了後の違約金なしでの退団を実行に移すべく、本人が現れた記者会見では、負傷から回復した後も未だにプレー機会を与えられていないGKカシージャスへの口撃が激化。不仲が露見したクリスティアーノ・ロナウドにも冷ややかなモウリーニョ監督だが、ホームでの無敗記録続行もあり今節も出場すると見られている。ドルトムント戦を終えてから監督と選手たちが一切口をきいていないとも言われる中、チームは選手のレベルの高さと団結心で逆境を乗り越えてきているため、セルヒオ・ラモス、アルベロア、マルセロの欠場が続く今回の試合でも、最後まで意地を見せてくれるだろう。

 一方、レアル・マドリードと同様に、チャンピオンズリーグ準々決勝ドルトムント戦で劇的な敗退をしてから、緊張の糸が切れるかと思われたマラガだが、その後を何とか2勝2敗でこなし、現在はヨーロッパリーグ出場圏の6位に留まっている。とはいえ、来シーズンのUEFA(欧州サッカー連盟)の大会に出られるかはスポーツ仲裁裁判所の裁定待ち、さらに先日はオーナーのカタール財閥がクラブ経営からの全面撤退を示唆するなど、クラブを取り巻く環境はレアル・マドリードとも比べ物にならないほど複雑だ。マヌエル・ペジェグリーニ監督と選手たちは、そういった事情を頭から離し、できるだけ高い位置でのリーガ・フィニッシュに目標を置いているが、今節はDFの要であるヴェリグトンの出場停止がハンデになる恐れもある。個々の選手のレベルではとても相手に及ばないことも事実だが、そこは知将が指揮するチーム。質の高い戦術でバチスタ、イスコ、ホアキンといった前線のタレントを上手く生かすことができれば、きっと勝機も見えてくるはずだ。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4-2-3-1]
GK:25.ディエゴ・ロペス
DF:27.ナチョ・フェルナンデス、18.アルビオル、2.ヴァラン、5.コエントラン
MF:10.エジル、14.シャビ・アロンソ、15.エッシェン、22.ディ・マリア
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

・マラガ[4-2-3-1]
GK:13.カバジェロ
DF:2.ヘスース・ガメス、5.デミチェリス、21.セルヒオ・サンチェス、18.エリゼウ
MF:7.ホアキン、6.イグナシオ・カマ-チョ、16イトゥーラ、22.イスコ、14.ペドロ・モラーレス
FW:10.バチスタ

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