リーガ・エスパニョーラ第33節が28日に行われ、レアル・ソシエダとバレンシアが対戦した。
来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を得られる4位を争う両チームの試合は、アウェーのバレンシアが先制する。25分、アリ・シッソコの左クロスをニアに飛び込んだロベルト・ソルダードがヘディングで合わせた。しかし、ソシエダも35分にショートコーナーからゴンサロ・カストロが上げた左からのクロスを、ファーサイドにいたイニゴ・マルティネスがダイレクトでゴールに蹴りこみ、同点として前半を折り返す。
後半に入り、ソシエダは74分にカウンターから抜け出したイマノル・アギレチェのパスを受けたカストロが相手GKとの1対1を制して、逆転に成功すると、86分にもアギレチェが追加点を奪い、突き放す。バレンシアも90分にジョナスの得点で1点差に詰め寄ったが、ロスタイムの93分にロングボールからうまく体を入れ替えたアギレチェが抜け出すと、そのままこの日2点目を決めて勝負あり。4－2でソシエダが勝利した。
ソシエダはリーグ戦15試合負けなしで、勝ち点を58に伸ばして4位をキープ。5位マラガ、6位バレンシアとの勝ち点差を5としており、チャンピオンズリーグ出場権獲得に前進している。