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リーグ制覇に突き進むバルサ、サラゴサ相手にマジックを減らせるか

2シーズンぶりの優勝が決まったバルセロナ [写真]=Getty Images

 バルセロナは前節、FWリオネル・メッシの欠場という心配をよそに、ホームでマジョルカに5-0で圧勝。2位レアル・マドリードとの差を残り8試合で13ポイントとして、優勝マジックを4に減らした。一方、直前に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグでは、ホームでパリSGに1-1と大苦戦。ファーストレグとの合計スコアで3-3となったものの、アウェーゴールの差により薄氷を踏む思いでベスト4入りを決めた。

 チームは今後、チャンピオンズリーグでの戦いにベストメンバーを投入できるよう、リーガ・エスパニョーラではいかに主力を温存しながら勝ち点を積み重ねるかが一層重要となってくる。しかし、そうも言っていられないのが現状だ。DFカルレス・プジョルおよびMFハビエル・マスチェラーノが離脱中の守備陣は、故障あがりのDFアドリアーノがパリSG戦で再び負傷。マジョルカ戦で1年2カ月ぶりの復帰を果たしたDFエリック・アビダルも長時間のプレーは厳しいため、駒不足の状態が続く。また中盤から前線にかけても、パリSG戦で途中出場したメッシは右足の状態が万全でなく、MFシャビ・エルナンデスも同じく右足に不安を抱え続けており、いずれも欠場が予想されている

 一方、ゴールマウスに目を移すと、4試合の出場停止が解けたGKビクトル・バルデスが戻ってくる。そして、チームにとって最も明るい話題は、FWペドロ・ロドリゲスとDFジョルディ・アルバがパリSG戦で復帰を果たしたことだろう。今節ではいずれも温存される可能性が十分にあるが、逆に他の選手を心置きなく起用することができる。チーム内ではフィジカル・コンディションが落ちているメンバーが目立つだけに、FWアレクシス・サンチェスやMFアレクサンドル・ソングといったフレッシュな選手の奮起が望まれる。

 ここまで7勝6分け17敗で17位のサラゴサは、歯止めが利かぬほどの大失速に陥っている。クリスマス休暇を境に調子を落としたチームは、2013年は5分け8敗といまだに白星がない。前節も残留に向けた直接のライバルであるデポルティーボ・ラ・コルーニャにアウェーで2-3と惜敗。この結果、最下位から18位に浮上したデポルティーボに1ポイント差に迫られ、この試合の結果次第では今シーズン初めて降格圏内に転落する事態となった。

 尻に火がつく形となったチームだが、バルセロナとは対照的に離脱者が少ないのは救いだ。欠場が確定しているのは出場停止のDFアブラアム・ミネロだけで、代わりの左サイドバックにはDFハビエル・パレーデスがおり問題はない。状態が心配された2選手、チーム内得点王のFWエルデル・ポスティガおよび中盤の要のMFアポーニョも練習に復帰し、出場には問題ないと見られている。改善すべき点が数多いチームにあって第一に解決したいのは、デポルティーボ戦でも3失点のうち2失点を数えるなど、チームの総失点の3分の1を占めるセットプレー絡みの失点だ。マークの徹底はもちろんのこと、ファウルの仕方にも細心の注意をはかりたい。

 サラゴサは、通常は有利となるホームでも、3勝4分け7敗の13ポイントと20チーム中最低の成績に終わっている。だが、前々節のレアル・マドリード戦では1-1のドローを演じているだけに、今回は最低でもその再現を期待したい。

【予想スタメン】
・サラゴサ[4-2-3-1]
GK:1.ロベルト・ヒメーネス
DF:19.サプナル、16.ローフェンス、4.アルバロ・ゴンサレス、3.パレーデス
MF:2.モビージャ、10.アポーニョ(12.ロマリック)、8.エドゥ・オリオール(15.ホセ・マリ)、6.ロドリ(32.ビクトル・ロドリゲス)、11.モンタニェス
FW:9.ポスティガ

・バルセロナ[4-3-3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ(25.ソング)、15.マルク・バルトラ、19.モントーヤ(18.ジョルディ・アルバ)
MF:25.ソング(16.セルヒオ・ブスケツ)、11.チアゴ・アルカンタラ、4.セスク(8.イニエスタ)
FW:9.アレクシス・サンチェス(17.ペドロ)、7.ビジャ、37.テージョ

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