2013.04.09

ラウドルップ監督「スペインを上回るマーケットは世界にない」

ミカエル・ラウドルップ
リーガ・エスパニョーラについて言及したミカエル・ラウドルップ監督 [写真]=Getty Images

 スウォンジーのミカエル・ラウドルップ監督は7日、スペイン紙『アス』とのインタビューで、現役時代はバルセロナおよびレアル・マドリードでプレーし、指導者としてもヘタフェおよびマジョルカを指揮するなど馴染みの深いリーガ・エスパニョーラに関する質問に答えた。

 スウォンジーは今シーズン、ラージョ・バジェカーノから獲得したスペイン人MFミチュら、昨年夏にリーガ・エスパニョーラから加入した4選手の活躍などにより、リーグカップで初優勝を飾ったうえ、イングランド・プレミアリーグでも9位と大健闘を見せている。

 ラウドルップ監督は、プレミアリーグのクラブがリーガ・エスパニョーラから選手を獲得するのは自明の理であるとの見解を示した。

「選手の質と価格のバランスを考えると、現在、スペインを上回るマーケットは世界にない。また、リーガ・エスパニョーラとプレミアリーグには大きな違いがある。その1つの例がテレビの放映権料だ。スペインでは、レアル・マドリードとバルセロナが1億4000万ユーロ(約179億2000万円)近くを受け取るのに対し、マジョルカはわずか2000万ユーロ(約25億6000万円)しかない。一方イングランドでは、マンチェスター・Uやチェルシーでさえ8000万~9000万ユーロ(約102億4000万~約115億2000万円)程度で、我々のようなクラブでも6000万ユーロ(約76億8000万円)貰うことができる」

 一方、同紙が行ったアンケートでは、シーズン後の去就が不明なレアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督の後任として、70%という最大支持を受けたラウドルップ監督。「レアル・マドリードを指揮するのは将来的な夢か?」との質問に対しては、現実的な回答を行っている。

「色々な人から『ビッグクラブで監督になるという夢はあるか?』と聞かれるが、いつも『正直言って、それは夢とはいえない』と答えたうえ、その理由をこう説明している。仮にレアル・マドリードやバルセロナ、もしくはマンチェスター・Uといったチームを指揮するという夢を持ち、それが8年後か9年後に実現するとする。だが、『夢が叶った!』と喜びながらスタートしたシーズン、チャンピオンズリーグでは決勝で敗れ、国内リーグ戦では首位から3ポイント差の2位に終わり、国内カップ戦でもPK戦の末に決勝で涙をのむ。すると、クラブから『ミカエル、申し訳ないけれども、君は1つもタイトルを取れなかった。我々は指揮官を交代しなければならない』と告げられる。これは誰もが目にしてきた結末だ。私は選手としてビッグクラブで過ごしてきたので、そこで指揮官になるという意欲はある。だが、それは何としても実現させなければならないという夢ではない。その時は来るかも知れないし、来ないかも知れないだろう」

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