2013.03.30

首位独走のバルセロナ、セルタ戦で離脱者続出をカバーできるか

リーグ戦18試合連続得点中のメッシ [写真]=Getty Images

 今シーズン初の不振から脱出したバルセロナは前節、ホームでラージョ・バジェカーノに3-1で快勝。2位レアル・マドリードとの13ポイント差をキープし、優勝に向けてまた一歩前進した。

 今回の試合で最も気掛かりなのは、代表ウィーク明け恒例となる選手のコンディション悪化だ。実際、スペイン代表組ではDFジョルディ・アルバおよびFWペドロ・ロドリゲスが負傷し、MFシャビ・エルナンデスも故障を再発させるなど、大きなダメージを被っている。さらに守備陣は、DFカルレス・プジョルおよびDFアドリアーノが故障中、GKビクトル・バルデスが引き続き出場停止となり、ぎりぎりのやり繰りとなる。本職の選手が不在の左サイドバックには、DFマルティン・モントーヤがポジションを変更して入ることになりそうだ。また、3日後にはチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのパリSG戦が控えるため、中盤から前線にかけてはできるだけ主力を温存したい。

 この試合で得点を挙げれば、シーズン半分に相当する19試合連続ゴールという前人未到の記録を達成するFWリオネル・メッシに注目が集まるバルセロナだが、同じく話題を集める選手といえば、今回が古巣との初対戦となるGKホセ・マヌエル・ピントだろう。2003-2004シーズンにはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献し、2005-2006シーズンにはサモラ(1試合平均最少失点GK賞)を獲得するなど、かつてはセルタの守護神として活躍した同選手がどのような形で迎えられるのか注目したい。

 一方のセルタは、ここまで6勝5分け17敗の19位と2部降格の危機に瀕している。チームは後半戦に入り10試合で1勝2分け7敗と大失速し、デポルティーボ・ラ・コルーニャとのガリシア・ダービーとなった前節も1-3で落として3連敗を喫した。

 さらに、この試合ではチーム全得点の3分の1以上を挙げているFWイアゴ・アスパスが出場停止と、弱り目にたたり目の状況となっている。前線の破壊力不足は、MFアウグスト・フェルナンデスやMFエンリケ・デ・ルカスといった得点力のある中盤の選手で補いたいところだ。

 なかなか好材料がないセルタにとって、貯金を作っているホームで戦えるのは頼みの綱だ。また、今年のガリシア地方はただでさえ多い雨量が例年を大きく上回っており、天候不順が味方してくれる可能性もある。実際、DFグスタボ・カブラルも「雨が降り続いてくれることを願っているよ。僕らは日々の練習でびしょ濡れのピッチに慣れているけれども、彼らは苦労するだろうからね」とコメントするなど、悪条件に期待を寄せている。

 立ち直りのきっかけを掴めずにいるセルタだが、17位サラゴサからは3ポイント差と目標の1部残留は射程圏内にある。首位相手に勝ち点を奪い、嫌な流れを断ち切りたい。

【予想スタメン】
・セルタ [4-2-3-1]
GK:13.ハビ・バラス
DF:28.ジョニー、12.カブラル、15.デミドフ、3.ロベルト・ラゴ
MF:4.オウビーニャ、11.プラニッチ、24.アウグスト・フェルナンデス、22.デ・ルカス、19.オレジャナ(23.クローン・デーリ)
FW:9.マリオ・ベルメホ

・バルセロナ[4-3-3]
GK:13.ピント
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、14.マスチェラーノ、19.モントーヤ
MF:25.ソング(16.セルヒオ・ブスケツ)、11.チアゴ・アルカンタラ、4.セスク
FW:37.テージョ、10.メッシ、7.ビジャ(9.アレクシス・サンチェス)

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