バルセロナ移籍の事前合意が報じられたネイマール [写真]=LatinContent/Getty Images
サントスに所属するブラジル代表FWネイマールが、すでにバルセロナと民事契約を結んでいると、スペイン紙『スポルト』が報じている。
同紙は、2011年にバルセロナとネイマールの間で契約が結ばれており、バルセロナが4500万ユーロ(約54億円)を用意し、すでに1000万ユーロ(約12億円)が支払われていると報じている。この契約が破棄される場合は、8000万ユーロ(約96億円)の違約金が発生する模様だ。また、事前契約に関してはFIFAの規約に違反していない形での契約となっていると伝えている。
複雑なのは4500万ユーロの支払われ方で、2013年夏にネイマールがバルセロナへ移籍した場合、同選手の保有権を持つ3者がそれぞれの割合に応じて、サントスに55パーセント、DIS社に40パーセント、TEISA社に5パーセントが支払われる。
一方、ネイマールとサントスの契約が切れる2014年夏になると、4500万ユーロは、ネイマール本人に3分の2、残りをネイマールの関係者で分けることになると報じられている。