2013.03.03

上位対決を制すのは2位のアトレティコか、4位のマラガか

ファルカオ
アトレティコ・マドリードのエースとして君臨するファルカオ [写真]=ムツ カワモリ

 今シーズン快進撃を続けているアトレティコ・マドリードは、前節はホームでエスパニョールを1-0で下し、3位レアル・マドリードから4ポイント差で2位の座をキープした。また、続くコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグでもアウェーでセビージャと2-2で引き分け、ファーストレグとの合計スコアを4-3として決勝進出。連覇を狙ったヨーロッパリーグでのまさかの決勝トーナメント1回戦敗退のショックを1週間で振り払った。

 今回の試合はセビージャ戦から中3日と厳しいが、今後は週1試合のスケジュールが続くため、ひと踏ん張りしたいところだ。戦力的にはセビージャ戦で故障したMFティアゴ、出場停止のMFガビが欠場となり、中盤の陣容が若干苦しい。一方、エースのFWファルカオは負傷から復帰後の6試合で5ゴール、絶好調のFWジエゴ・コスタは出場した直近5試合で5ゴールと、前線の破壊力は際立っている。

 今回、最も懸念されるのは、ここまで13戦全勝のホームとは対照的に、5勝2分け5敗と苦手にしているアウェーでの戦いとなることだろう。とはいえ、前々節のバジャドリード戦では6試合ぶりの白星を挙げ、コパ・デル・レイのセビージャ戦でも結果を残すなど、苦手意識は払拭しつつある。サポーターが熱望する宿敵レアル・マドリード越えの2位フィニッシュを実現するためにも、こういった試合でも勝ち点を取っておきたい。

 対するマラガは、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグではポルトに0-1、前節はベティスに0-3といずれもアウェーで敗れ、今シーズン2度目となる公式戦2連敗を喫した。何とか4位の座はキープしているものの、ここに来て調子を上げている5位バレンシアおよび6位レアル・ソシエダにはそれぞれ1ポイント差、2ポイント差に迫られ、7位ベティスも3ポイント差で控えるなど、今節の結果次第では一気に順位を落とす可能性もある。

 嫌な流れを打破したいチームだが、MFイグナシオ・カマーチョが累積警告により不在となるうえ、MFバチスタ、MFトゥララン、MFエリゼウ、DFヘスース・ガメス、DFセルヒオ・サンチェスの出場も微妙な状況にあり、メンバー的には極めて厳しい。中でも両サイドバックは、冬の移籍市場でモンレアルが去ったうえ、レギュラークラスの選手がいずれも万全の状態になく、厚みのある攻撃が影を潜めている主原因となっている。

 また、欧州サッカー連盟により科された来シーズン以降の主催大会からの除外処分により、上位に入ってもチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグに出場できない可能性があるため、モチベーションの維持が難しいことも、チームに影を落としている。バチスタが「全員が同じ方向に向かうことが重要」と力説する通り、主力の大量離脱を跳ね返した序盤戦のような、逆境での奮起に期待したい。

【予想スタメン】
・マラガ[4-2-3-1]
GK:13.カバジェロ
DF:2.ヘスース・ガメス(21.セルヒオ・サンチェス)、5.デミチェリス、4.ルガノ、25.アントゥネス
MF:6.イグナシオ・カマーチョ、16.イトゥーラ(8.トゥララン)、7.ホアキン、19.ポルティージョ、22.イスコ
FW:9.サビオラ(24.サンタ・クルス)

・アトレティコ・マドリード [4-4-2]
GK:13.クルトワ
DF:20.フアンフラン、23.ミランダ、2.ゴディン、3.フィリペ・ルイス
MF:6.コケ、4.マリオ・スアーレス、8.ラウール・ガルシア、10.アルダ
FW:19.ジエゴ・コスタ、9.ファルカオ

[写真]=ムツ カワモリ

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