2013.02.23

バルセロナ、セビージャ相手にCLのショックを振り払えるか

メッシ
バルセロナのエースとして君臨するメッシ [写真]=ムツ カワモリ

 バルセロナはこの1週間、アウェーで臨んだ2試合はくっきりと明暗を分けた。まず、グラナダと対戦した前節は2-1で逆転勝利を収め、2位アトレティコ・マドリードとの12ポイント差をキープ。ところが、ミランと対戦したチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグには0-2で敗れ、優勝候補の前評判から早くも大会敗退の危機に立たされた。

 ミラン戦のショックを振り払いたい出直しの一戦となる今回は、肝臓移植からの完全復活を目指すDFアビダルに出場許可が下りたとはいえ、長時間のプレーは考えられないため、メンバー的に大きな変化はないと言った方が懸命だろう。しかし、今後はコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグならびに次節とレアル・マドリードとのクラシコ2連戦が控えており、この試合ではできればローテーションを採用したいところだ。

 また、チームとしてどうしても修正しなければならないのが、公式戦10試合連続で失点を喫するという1998-1999シーズン以来の不名誉な記録を作ってしまった守備面だ。レアル・マドリードとの2試合ではわずか1失点が致命傷となりかねないだけに、この一戦で嫌な流れを絶ち切っておきたいところだ。そのためには、ボールポゼッション率では表れない部分での、試合の緻密なコントロールが求められる。

 対するセビージャは前節、ホームでデポルティーボ・ラ・コルーニャに3-1で快勝し、ウナイ・エメリ監督の就任以降の成績を3勝1分け1敗とした。とはいえ、ヨーロッパリーグ出場圏内の6位レアル・ソシエダからは5ポイント差の10位と、まだまだ最低目標が手に届く位置までは来ていない。

 むしろ、コパ・デル・レイで決勝進出を果たせばヨーロッパリーグ出場権獲得が事実上内定することから(決勝の相手となる可能性があるバルセロナもレアル・マドリードもチャンピオンズリーグに出場することが確実なため)、4日後に行われる準決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦にベストメンバーで臨むため、この試合では主力を温存する可能性が囁かれている。実際、エメリ監督も「最も重要なのはコパで、その次がリーガになる」とのコメントを残している。

 とはいえ、アウェー戦はここまで12試合でわずか1勝と大の苦手としているうえ、攻撃陣を中心に多くの負傷者を抱えており、メンバーを入れ替えた場合は極めて厳しい戦いとなるだろう。この試合が古巣との対戦となるDFボティーアが「バルセロナにチャンピオンズリーグの疲れが残っていることを願うよ」と正直な気持ちを告白した通り、コンディション面での有利が頼みの綱となりそうだ。

【予想スタメン】
・バルセロナ[4-3-3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、14.マスチェラーノ、18.ジョルディ・アルバ
MF:16.セルヒオ・ブスケツ(25.ソング)、11.チアゴ・アルカンタラ(4.セスク)、6.シャビ
FW:17.ペドロ(37.テージョ)、10.メッシ、8.イニエスタ(9.アレクシス・サンチェス)

・セビージャ[4-2-3-1]
GK:13.ベト
DF:23.コケ、2.ファシオ、24.ボティーア、3.フェルナンド・ナバーロ(35.アルベルト・モレーノ)
MF:22.コンドグビア(12.マドゥーロ)、8.メデル、7.ヘスース・ナバス、11.ラキティッチ、19.レジェス(14.マヌ・デル・モラル)
FW:9.ネグレド

[写真]=ムツ カワモリ

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