2013.02.16

過密日程のバルサ、レアル戦に続き金星狙うグラナダ攻略なるか

35ゴールを挙げて、得点ランクのトップを独走するメッシ [写真]=ムツ カワモリ

 バルセロナは前節、ホームでヘタフェに6-1で圧勝し、ラージョ・バジェカーノに敗れた2位アトレティコ・マドリードとの差を今シーズン最大となる12ポイントに開いた。今節を終えると、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのミラン戦、第25節のセビージャ戦、コパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグおよび第26節のレアル・マドリードとの伝統の一戦であるクラシコ2連戦と、ハードスケジュールが待ち受けている。それゆえ、首位独走態勢を固めたチームとしては、できれば今回は主力を休ませたいところだが、故障中のMFシャビおよび腎臓結石により急遽入院したFWビジャは欠場が確定。ヘタフェ戦で共に打撲を負ったDFプジョルとDFアドリアーノは、コンディションを見ての出場となっており、完全なローテーションを採用するのは難しい状況にある。

 一方、ヘタフェ戦で6得点を全て異なる選手が挙げたのは、チームにとって好材料だ。とりわけ、ゴール欠乏症に悩まされていたFWアレクシス・サンチェスが長いトンネルから抜けたのは大きい。また、シャビの不在を感じさせないゲームメークに加え、自身のゴールを含め何度も決定機を演出したMFイニエスタには、この試合でも大きな期待が掛かる。逆にイニエスタが温存された場合には、中盤の2枚看板を欠くチームがどのように試合をコントロールするのかに注目が集まる。

 対するグラナダは前節、アウェーでデポルティーボ・ラ・コルーニャに3-0で快勝。アルカラス監督の就任から2連勝を飾り、それまで降格圏内までわずか2ポイント差の17位だった順位を、同6ポイント差の14位まで挽回した。

 チームは現在、アルカラス監督の的確な選手起用によって、冬の移籍市場で行った緊急補強が実を結び始めている。実際、サラゴサから獲得したFWアランダがスタメンに抜擢され、ベンフィカから獲得したFWノリートおよびマラガから獲得したMFレシオがそれぞれ左サイドハーフおよび中盤の底にコンバートされたことで、攻守のバランスは格段に向上した。

 勢いそのままに臨みたい今節は、レアル・マドリードを下した前々節以来のホームでの戦いとあり、金星再現に向けてチームの士気は高まっている。事実、多くの選手が「レアル・マドリードに勝てたのだから、バルセロナを倒すことも可能だ」との自信に満ちたコメントを残しており、古巣との対戦となるノリートも「バルセロナにも負ける日が来る」と番狂わせに照準を合わせている。

 その目論見通りに勝利を収めれば、同一シーズンで両巨頭に黒星を付けた4年ぶりのチームとなるだけに、快挙達成に期待したい。

【予想スタメン】
・グラナダ[4-4-2]
GK:13.ロベルト・フェルナンデス
DF:2.ニョム、8.イニゴ・ロペス、5.マインス、6.シケイラ
MF:22.トルジェ、14.ミケル・リコ、28.レシオ、10.ノリート
FW:25.イガロ、7.アランダ(9.エル・アラビ)

・バルセロナ[4-3-3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、14.マスチェラーノ、18.ジョルディ・アルバ
MF:16.セルヒオ・ブスケツ、8.イニエスタ(11.チアゴ・アルカンタラ)、4.セスク
FW:17.ペドロ(37.テージョ)、10.メッシ、9.アレクシス・サンチェス

[写真]=ムツ カワモリ

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