2013.02.10

シャビ不在のバルセロナに、カンプ・ノウで初勝利を狙うヘタフェ

 前節、バレンシアとのアウェーゲームという難しい試合を1‐1のドローで乗り切ったバルセロナ。2位アトレティコ・マドリードには9ポイント差に詰められたものの、同チームは苦手のアウェーゲームをホームゲームより2試合多く残しており、引き続きセーフティリードを保っていると言えるだろう。今節、最も大きな影響を受けると見られているのが、チームの頭脳であるスペイン代表MFシャビ・エルナンデスが、バレンシア戦での負傷により欠場することだ。また、主力が軒並みミッドウィークの各国代表戦に出場しており、チーム全体の疲労も懸念される。とりわけ、シャビの不在をカバーする存在であるスペイン代表MFセスク・ファブレガスと同代表MFセルヒオ・ブスケツは、ウルグアイ代表との親善試合で90分間プレーしているため、共に温存された場合は中盤が苦しくなる。

 一方、ウルグアイ代表戦ではスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスが2ゴールを挙げるなど、ここまでチームの72ゴール中33ゴールを記録しているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシへの得点面での依存度解消に向けた良い話題もある。また、そのメッシはリーグ戦12試合連続ゴール中で、さらに記録を伸ばせるか注目が集まる。反対に、公式戦7試合連続失点中のチームには、久々のクリーンシートに期待が掛かる。ミランとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、レアル・マドリードとのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝セカンドレグと大一番が続く2月後半に向け、チーム・ディフェンスを改めて徹底しておきたい。

 一方、昨年末からの不調により2カ月足らずで6位から12位まで順位を落としたヘタフェだが、前節はホームでデポルティボを3‐1で下し、8試合振りの白星を手にした。6位バレンシアまでは5ポイント差と、ヨーロッパリーグ出場権獲得のチャンスはまだ十分に残されており、ここからが正念場となる。

 この試合に向けては、デポルティボ戦で退場処分を受けたスペイン人GKミゲル・アンヘル・モジャおよび累積警告の同DFラファが不在となるうえ、同DFフアン・バレーラも負傷により欠場が確実視されており、守備陣は大幅な入れ替えとなる。スペイン人GKジョルディ・コディーナに加え、出場停止明けの同DFアルベルト・ロポと同DFミゲル・トーレスのスタメン入りが予想されている。逆に中盤は、スペイン人MFミチェルはコンディション次第での出場となるものの、モロッコ代表MFアベラジズ・バラダはデポルティボ戦で復帰を果たし、スペイン人MFペドロ・レオンも故障から回復するなど、バルセロナとは対照的にここに来て戦力が厚みを増した。

 バルセロナ相手に番狂わせを何度も演じたことのあるヘタフェだが、リーガの敵地カンプ・ノウでの試合は2分6敗といまだに勝利がない。主将のスペイン人MFハイメ・ガビランが「シャビが不在のバルセロナなら、僕達にも勝機があるはずだ」と意気込む通り、初の勝ち点3獲得なるか、中盤の踏ん張りが鍵を握ることは間違いないだろう。

【予想スタメン】
・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、5.プジョル、18.ジョルディ・アルバ
MF:16.セルヒオ・ブスケツ、8.イニエスタ、4.セスク(11.チアゴ・アルカンタラ)
FW:17.ペドロ、10.メッシ、9.アレクシス・サンチェス(7.ビジャ)

・ヘタフェ[4‐2‐3‐1]
GK:13.コディーナ
DF:4.ミゲル・トーレス、2.アレクシス、6.ロポ、16.エスクデロ
MF:21.ミチェル(5.ラセン)、25.シャビ・トーレス、17.ディエゴ・カストロ、19.バラダ、10.ガビラン
FW:11.アドリアン・コルンガ

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