2013.02.09

CL目前のレアル、新体制のセビージャ相手に勢いをつけられるか

レアル・マドリードの攻撃陣をけん引するC・ロナウド [写真]=ムツ カワモリ

 前節はグラナダに0-1で敗れ、今シーズンはアンダルシアで全敗となってしまったレアル・マドリード。今節は、前半戦で後にベティス、マラガと続く迷走の始まりとなったセビージャとの対戦になるが、大きな違いはこの試合がサンチャゴ・ベルナベウで開催されるということだ。今回の国際Aマッチデーでは、普段より少ない10人のみの代表参加となったのも幸運に見えるが、実際のところ、カシージャス、シャビ・アロンソ、ペペ、ヴァランは負傷のため、マルセロもまだ本調子でないためとあり、いまだ不安はぬぐい切れていない。来週には、タイトルを目指して挑むチャンピオンズ・リーグ、マンチェスター・U戦が控えていることもあり、ジョゼ・モウリーニョ監督がどれだけの戦力をこの試合にあててくるかは未知数と言える。

 とはいえ、各国代表の親善試合に出場したメンバーのパフォーマンスは良好で、エクアドル戦に挑んだクリスティアーノ・ロナウドはコエントランのアシストからポルトガルの先制点をゲット。60分過ぎにはピッチから退き、試合には負けてしまったものの、痛めている足首を休めることもできた。また、ベンゼマのフランスと対戦したドイツでは、エジルのスルーパスからケディラが決勝点を挙げてチームを2-1の勝利に導き、スウェーデンに3-2と勝利したアルゼンチンでもイグアインがゴールを決めている。ドーハでウルグアイと顔を合わせたスペイン代表では、フル出場を果たしたのはセルヒオ・ラモス1人で、アルベロアはベンチとなったのでこちらもいい休息になったはずだ。前節に敗れ首位との勝ち点差が再び広がったレアル・マドリードだが、今節はホームでの試合とあり、サポーターの前での奮起に期待したい。

 一方、ミチェル監督からウナイ・エメリ監督に代わって以来、2勝1分けとリーガで無敗を続けているセビージャは現在11位。目標とするヨーロッパの大会出場圏6位までは勝ち点差5、4位までは6差とまだ諦めるには早いが、コパ・デル・レイでも準決勝まで勝ち上がっているだけに、チームとしての焦点は、月末に開催されるセカンドレグでアトレティコ・マドリードに勝って決勝に進出し、確実にヨーロッパリーグ出場権を得ることに移っているかもしれない(決勝の相手がレアル・マドリードでもバルセロナでもチャンピオンズリーグ出場権を得る可能性が高いため、準優勝でもヨーロッパリーグに行ける)。

 エースのネグレドが最近ゴールづいてきたのは朗報だが、今回の試合では前節のラージョ戦で退場した司令塔のラキティッチが出場停止。以前、レアル・マドリードにいた左SBシシーニョもひざを痛めて欠場となるため、エメリ監督が信頼するレギュラー陣に穴があくのも痛いところだ。ちなみに両チームのゴールを守るのが、先日カシージャスの長期負傷を受けてセビージャからレアル・マドリードに出戻ったディエゴ・ロペスと、その穴を埋めたベト(ブラガから移籍)というのは、奇妙な因縁かもしれない。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4-2-3-1]
GK:25.ディエゴ・ロペス
DF:17.アルベロア、18.アルビオル、4.セルヒオ・ラモス、5.コエントラン
MF:10.エジル、14.シャビ・アロンソ(15.エッシェン)、6.ケディラ、22.ディ・マリア
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、20.イグアイン

・セビージャ[4-3-3]
GK:13.ベト
DF:23.コケ、2.ファシオ、4.スパヒッチ、3.フェルナンド・ナバーロ
MF:8.メデル、22.コンドグビア、12.マドゥーロ、7.ヘスース・ナバス、19.レジェス
FW:9.ネグレド

[写真]=ムツ カワモリ

欧州リーグ順位表

マンチェスター・C
34pt
マンチェスター・U
26pt
チェルシー
25pt
欧州順位をもっと見る
バイエルン
29pt
シャルケ
23pt
ライプツィヒ
23pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
34pt
バレンシア
30pt
レアル・マドリード
24pt
欧州順位をもっと見る
ナポリ
35pt
インテル
33pt
ユヴェントス
31pt
欧州順位をもっと見る