2013.02.02

クラシコで意地を見せたレアル・マドリード、流れを掴めるか

レアル・マドリードの攻撃陣をけん引するC・ロナウド [写真]=ムツ カワモリ

 コパ・デル・レイが始まって以来、各週2試合ずつというハードなスケジュールで1月を過ごしたレアル・マドリード。その結果を見てみると、大勝と引き分けがほぼ交互にやって来るというパターンになっている。その流れに従えば、この水曜に行われたコパ・デル・レイ準決勝ファーストレグのバルセロナ戦を1-1で分けたため、今節のリーガは大勝になるはずだが、今シーズンの彼らはアウェーでの成績が5勝2分け4敗とあまり振るっておらず不安材料も残る。

 コパ・デル・レイ準決勝セカンドレグは2月の開催となるものの、2月第1週の国際Aマッチデーを過ぎると、早速チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のマンチェスター・U戦が到来。徐々に輝かしいパフォーマンスが戻り始めてはいるが、首位との勝ち点差15で戦うリーガで選手たちがモチベーションを維持することは今後も簡単なことではないだろう。

 左手親指を骨折したGKイケル・カシージャスが長期離脱となるのを受け、セビージャから緊急獲得したGKディエゴ・ロペスがバルセロナ戦で上々の仕事ぶりを披露したことはチームにとって朗報だ。また、経験の少ないGKアントニオ・アダンだけでは不安視されていた守護神にメドがついたことに加え、コパ・デル・レイでは出場停止だったセルヒオ・ラモス、コエントラン、ディ・アリアもこの試合では復帰となり、コパ・デル・レイで存在感を発揮した新星のラファエル・ヴァランの存在もチームの追い風となるはずだ。攻撃面では、好調を維持するMFメスト・エジルが今節は累積警告で出られないため、トッテナム時代に司令塔としてならしたMFルカ・モドリッチに本領を発揮してもらいたい。

 一方、今年になってからは1勝1分け1敗とまずまずの成績ながら、降格圏とは勝ち点差2の17位に低迷しているグラナダは、この水曜にフアン・アントニオ・アンケラ監督を解任。苦しむチームの窮地を救うため、18年前に同クラブで監督業のキャリアをスタートさせたルーカス・アルカラス監督が、ギリシャのアリス・テッサロニキを辞任して駆けつけている。

 更にフロントは選手補強にも余念がなく、今週中にはベンフィカからFWマヌエル・ノリート、マラガからMFディエゴ・ブオナノッテと2人のアタッカーを獲得。アフリカン・ネーションズカップでモロッコが敗退し、FWエル・アラビが戻って来たことも、これまで21試合で18得点しか挙げられていないチームにとって心強いニュースだろう。リーガ1部での監督経験があまり長くないところに加え、赴任してからたった3日でレアル¥マドリードの強力攻撃陣を封じ込めるための策を練らなければならないアルカラス監督も大変だが、相手が相手なだけに、初戦でどのような結果が出ようとも、大きく責められることはないという利点はあるかもしれない。

[写真]=ムツ カワモリ

【予想スタメン】
・グラナダ[4-2-3-1]
GK:13.ロベルト・フェルナンデス
DF:2.ニョム、8.イニゴ・ロペス、5.マインス、6.シケイラ
MF:12.ブオナノッテ、14.ミケル・リコ、24.イリネイ、17.ブラヒミ
FW:9.エル・アラビ、19.オレジャナ

・レアル・マドリード[4-2-3-1]
GK:13.アダン
DF:17.アルベロア、2.ヴァラン(18.アルビオル)、4.セルヒオ・ラモス、5.コエントラン
MF:14.シャビ・アロンソ、6.ケディラ、22.ディ・マリア、19.モドリッチ
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、20.イグアイン

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