2013.01.06

DF陣にトラブルを抱えるレアル・マドリード、イグアインの復帰で打開なるか

 昨年末にはエスパニョールと引き分け、マラガには敗戦と、いよいよ首位バルセロナとの差が勝ち点16にまで開いてしまったレアル・マドリード。コパ・デル・レイ(国王杯)でもベスト16のファーストレグでセルタに破れ、ここ4試合、2失点以上を続けているが、どうやら年明けもあまりいいニュースには恵まれていないようだ。今節は累積警告でスペイン代表DFセルヒオ・ラモスと共にポルトガル代表DFペペが出場停止となるのはすでに織り込み済みだったものの、そのペペが年明け2日に右足首の手術を受け、全治1か月という長期離脱に。更に年内最終節を欠場していたポルトガル代表DFファビオ・コエントランの負傷がまだ治っていないのはともかく、当人が元旦の練習に大幅に遅刻。度重なる規律違反に業を煮やしたジョゼ・モウリーニョ監督が厳罰をクラブに要求し、早ければこの1月中に、それが無理でも夏には売却を考えるという事態にまでなってしまったからだ。

 他にもブラジル代表DFマルセロ、スペイン代表DFラウール・アルビオルがまだリハビリ中とあって、今節の試合で使える本職DFがスペイン代表DFアルバロ・アルベロア、フランス代表DFラファエル・ヴァラン、元ポルトガル代表DFリカルド・カルヴァーリョ、カンテラーノのスペイン人DFナチョ・フェルナンデスのみとなってしまった上、前節に監督の技術的判断で控えにされてしまったスペイン代表GKイケル・カシージャスの復権が叶うのかといったように、守備面では不安が絶えない。とはいえ、前線には待ちに待っていた朗報も届いており、それは11月に太ももを痛めて以来、回復に時間がかかっていたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの復帰だ。クリスマス休暇明けのセッションから全体練習に参加しているため、ライバルがいない間フランス代表FWカリム・ベンゼマの調子も今ひとつだったこともあり、ここは相乗効果でチームのゴール数が増えることが期待される。また、来週には逆転勝利が必要なセルタとのセカンドレグが控えている彼らとあって、リーガでの戦い方を探る上でも興味深い一戦となるはずだ。

 一方、年内最終節ではセビージャに勝利、順位も現在7位と今季は健闘著しいレアル・ソシエダだが、アウェーは8試合中2勝と少々苦手にしている感もある。そんな中、第14節ではアウェーのメスタージャで5点を奪ってバレンシアに勝利したチームの攻撃陣を牽引するのは、昨季のレンタル移籍を経て、この夏に完全移籍となったメキシコ人FWカルロス・ベラ。2012年のロンドン五輪で優勝したメキシコ代表に加わらず、物議を醸していたが、クラブではすでに今シーズン7得点挙げており、フランス人MFアントワーヌ・グリエスマンと共に素早いカウンター攻撃の主役となっている。こちらは国王杯ベスト32ですでに敗退しているため、リーガのみに集中できるのも強みとあって、来季のヨーロッパ大会出場圏まで上昇したいところだろう。

【予想スタメン】
・レアル・マドリード[4‐2‐3‐1]
GK:1.カシージャス
DF:17.アルベロア、16.リカルド・カルヴァーリョ、2.ヴァラン、15.エッシェン(ナチョ・フェルナンデス)
MF:14.シャビ・アロンソ、6.ケディラ、22.ディ・マリア、10.エジル
FW:7.クリスティアーノ・ロナウド、9.ベンゼマ

・レアル・ソシエダ[4‐3‐3]
GK:1.クラウディオ・ブラボ
DF:2.カルロス・マルティネス、3.ミケル・ゴンサレス、6.イニゴ・マルティネス、24.デ・ラ・ベージャ
MF:10.シャビ・プリエト、17.スルトゥサ、8.イジャラメンディ
FW:11.ベラ、7.グリエスマン、21.イフラン

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