2012.12.08

4戦無失点の好調オサスナに対し、バレンシアは新監督の初陣を飾れるか

 前節ラージョ・バジェカーノを1‐0で下し、今シーズン初めて降格圏から抜け出した16位オサスナ。浮上の要因は先週行われたコパ・デル・レイ(国王杯)のスポルティング・ヒホン戦を含め、4試合連続で完封を貫いている守備の改善にある。一方で総得点12はグラナダの11ゴールに続いて少ないため、今節も少ないチャンスを生かせるかどうかに勝負がかかっている。

 その点、ラージョ戦で快速ドリブラーのMFシシが今シーズン絶望の大けがを負ってしまったのは痛い。さらに今節はラージョ戦で開始5分にファーストチャンスをものにして見事な決勝点を決めたFWキケ・ソラもけがで出場が危ぶまれている。彼らの不在により流れの中から崩すことが難しくなれば、鍵は得意のセットプレーとなるだろう。

 対するバレンシアは前節レアル・ソシエダにホームで2‐5と大敗。前々節マラガ戦の0‐4に続くショッキングな惨敗を受け、執行部は試合直後にマウリシオ・ペジェグリーノ監督の解任を決定した。

 2日後にはエルネスト・バルベルデ監督の就任が決まったものの、水曜のチャンピオンズリーグ、リール戦は強化部のボロ暫定監督が指揮。1‐0で勝利したこの試合で目を引いたのがアルゼンチン代表MFフェルナンド・ガゴと同代表MFエベル・バネガの先発落ちだ。ガゴは自身がバレンシアへ移籍する決め手となった前監督の解任を伝えられた際、チームメートの前で退団の意思を示したという。

 これに対し、キャプテンの元スペイン代表MFダビド・アルベルダが「出て行きたい選手には今が良いチャンスだ」と発言するなど、ここ数日はアルゼンチン人派閥とスペイン人派閥の関係悪化が話題となっている。新監督の初陣となる今節は、その点も踏まえた人選とプレーに注目してみたい。

【予想スタメン】
・オサスナ[4‐2‐3‐1]
GK:13.アンドレス・フェルナンデス
DF:24.ダミアー、14.アリーバス、4.ミゲル・フラーニョ、19.ナノ
MF:10.プニャル、23.ロエ(15.オイエール)、16.セフード、9.アルメンテロス、20.ラマー
FW:12.ジョセバ・ジョレンテ(7.キケ・ソラ)

・バレンシア [4‐2‐3‐1]
GK:1.ジエゴ・アウヴェス(13.グアイタ)
DF:14.バラガン(12.ジョアン・ペレイラ)、4.ラミ、20.リカルド・コスタ、3.シソコ
MF:5.ガゴ(24.ティノ・コスタ)、6.アルベルダ、8.フェグリ、10.バネガ、15.ホナタン・ビエラ(17.グアルダード)
FW:9.ソルダード

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